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UTグループ Research Memo(6):16/3期は増収増益を見込むが、保守的であるため上振れ余地も

2015/7/8 17:40 FISCO
*17:40JST UTグループ Research Memo(6):16/3期は増収増益を見込むが、保守的であるため上振れ余地も ■決算動向 (3) 2016年3月期会社計画 UTグループ<2146>の2016年3月期は売上高が前期比9.7%増の40,000百万円、営業利益が同7.5%増の2,400百万円と増収・営業増益を見込む会社計画となっている。 増収は、前期と同様に既存顧客のシェア拡大や新規受注が増加するとみていることが主要因。一方、営業増益は、月間500人採用体制の安定化のための費用増(400百万円)などにより販管費が632百万円増加することがマイナス要因として働くものの、既存顧客のシェア拡大や新規受注増加による売上高増加による売上総利益増(640百万円)と、単価改善などによる売上利益率改善(2015年3月期18.5%→18.9%)による売上総利益増(160百万円)により、売上総利益が増加(800百万円)すると予想することが要因。なお、同社では、過去の下方修正を踏まえて、2016年3月期は保守的な予算としたと決算説明会でコメントしている。 弊社では、景気回復により製造業の業績改善、円安による国内回帰の動きが散見され、事業環境が良くなっていることに加えて、a)2016年3月期のベースとなる2015年3月期の第3四半期(10月−12月期)と第4四半期(1月−3月期)の売上高がいずれも9,500百万円超となった、b)子会社化したシステム・リボルーションのプラス寄与を計画に入れていない、c)現在国会で審議中の改正労働者派遣法が施行されれば同社にプラス寄与する可能性がある、などを考慮すると、会社計画は保守的で上振れ余地があるとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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