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CDG Research Memo(1):経営目標は売上高で3.2倍、経常利益で4.4倍増

2015/6/25 17:25 FISCO
*17:26JST CDG Research Memo(1):経営目標は売上高で3.2倍、経常利益で4.4倍増 CDG<2487>は企業の販促用グッズの企画・製造販売からPOP、SNSなどを活用したマーケティングソリューションへ事業領域を展開している。無借金経営で財務体質も良好だ。現在はJASDAQ市場に上場しているが、東証2部上場を目指し、社内体制の強化を進めている。 2015年3月期の業績は、売上高が前期比7.8%増の10,948百万円、経常利益が同8.0%増の794百万円と増収増益の決算となった。売上高の40%程度を占めるマーケティングソリューション領域において、大型の受注案件獲得が増加したことが寄与した。 2016年3月期は売上高が前期比0.5%増の11,000百万円、経常利益が同11.9%減の700百万円と減益に転じる見通し。前期に寄与した大型案件が一巡し売上高が微増にとどまるのに対し、人員体制の強化により人件費を中心とした費用増が減益要因となるが、保守的な印象が強い。 同社は、アドテクノロジー技術領域への強化を進めている。従来のマーケティングソリューションにアドテクノロジー技術を取り込み,ソリューションサービスとして提供していくことを検討している。アドテクノロジー技術を活用することで、ターゲットとする顧客属性にピンポイントで販促施策を打てるようになり、費用対効果の向上が図られることになる。同社ではアドテクノロジー技術の活用により、地方拠点やインバウンド需要なども取り込みながら、マーケティングソリューション領域の売上高拡大を進めていく方針で、同領域の収益を売上高構成比で60%程度まで引き上げていく考えだ。また、この領域を迅速に強化していくため業務提携やM&Aなども視野に入れているようだ。 株主還元策として、配当に関しては配当性向30%を目途に安定的かつ着実な増配を進めていく方針で、2016年3月期は1株当たり26.0円(配当性向36.1%)を予定している。また、株主優待制度としては9月末の株主(100株以上)に高級ボックスティッシュ(20箱)を贈呈している。 ■Check Point ・販促用グッズの市場は3,000〜5,000億円、実際の販売現場において競合と差別化 ・収益性を重視しながら着実な拡大、ROE12%台は業界平均を大幅に上回る ・配当性向30%がめど、業績拡大に合わせた着実な配当増 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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セールスプロモーションの企画・運営等を行う。調達ネットワーク力などが強み。エディオンなどが主要取引先。コンテンツ・ライセンスビジネスを強化。筆頭株主のCLHDがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/09/01