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北の達人 Research Memo(6):2015年2月期の業績は、期初予想を下回るも増収増益で着地

2015/5/22 17:43 FISCO
*17:43JST 北の達人 Research Memo(6):2015年2月期の業績は、期初予想を下回るも増収増益で着地 ■決算概要 (1) 2015年2月期決算の概要 北の達人コーポレーション<2930>の2015年2月期の業績は、売上高が前期比8.9%増の1,940百万円、営業利益が同18.6%増の483百万円、経常利益が同15.6%増の456百万円、当期純利益が同14.2%増の283百万円と増収増益となった。ただし、期初会社予想との対比では、売上高、利益ともに計画を若干下回る結果となった。 主力の「カイテキオリゴ」が着実に伸びたことに加えて、「みんなの肌潤糖シリーズ」及び「二十年ほいっぷ」が著名なイメージキャラクターの起用や、Facebook・Twitter・LINEなどによるプロモーション展開の奏功により順調に拡大した。特に、「二十年ほいっぷ」の伸長は、台湾及び上海を中心とした外国人からの需要拡大がけん引しているようだ。なお、期初会社予想を下回ったのは、期初に予定していた新商品の販売が翌期に持ち越されたことが理由である。 利益面では、東証2部上場関連費用(約18百万円)や人件費増などのコスト要因があったものの、増収に伴う固定費の吸収に加えて、広告宣伝費をやや抑え気味としたことにより営業利益率は23.7%(前期は21.7%)と上昇しており、同社が重視している利益の伸びにつながっている。 財務面では、内部留保の積み増し(268百万円)に加えて、公募増資(265百万円)により純資産が1,191百万円(前期末比62.0%増)と大きく増加したことから、財務基盤の安定性を示す自己資本比率は73.8%(前期末は58.8%)と大幅な改善となった。一方、資本効率を示すROE(自己資本利益率)は、自己資本比率の大幅な改善に伴って27.9%(前期は36.7%)に低下したものの、依然高い水準を維持している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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