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*08:26JST マネーパートナーズグループ---15年3月期は取引高大幅減でも増収増益、取引高当たり収益率が向上 マネーパートナーズグループ<8732>は4月30日、2015年3月期（14年4月-15年3月）決算を発表。売上高に相当する営業収益は前期比1.3％増の53.24億円、純営業収益は同1.1％増の52.48億円、営業利益は同8.5％増の11.92億円、経常利益は同10.8％増の12.35億円、純利益は同17.6％増の7.80億円だった。24日に速報値を発表しており、これに沿った結果となっている。 主力の外国為替証拠金取引サービスにおいて、2014年4月から8月まで外国為替市場の変動率が極めて低い水準で推移したことが影響し取引高は大幅に減少したが、一方で主要な通貨ペアそれぞれの取引高当たり収益性は向上した。これに伴い利益面でも増益となったほか、純利益は復興法人特別税の廃止等による実効税率の低下がプラスに影響して2桁増だった。 顧客ベースとしては、15年3月期末時点の口座数は前期比20,687口座増の256,494口座、預り証拠金は同8.1％増の479.61億円、有価証券による預り資産額は同19.5％増の41.75億円と着実に増加している。 なお16年3月期の業績予想については、マーケット環境並びに国内及び海外の経済環境等の影響が大きく予測が困難なため、従来と同様に開示は行っていない。 マネーパートナーズグループ<8732>は、FX（外国為替証拠金） 取引が主力。空港での外貨受け取りサービス、海外専用プリペイドカード「マネパカード」発行など、FX取引を通じて蓄積した外国為替に関するノウハウを活かし、独自サービスの展開で顧客層の拡大を図っている。 《AK》