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*08:43JST ステップ---第2四半期は3.8％の増収、引き続き教師の専門化・高技術化で授業の質の向上に努める ステップ<9795>は28日、2015年9月期の第2四半期（14年10月-15年3月）決算を発表。売上高は前年同期比3.8％増の46.91億円、営業利益が同3.2％減の11.09億円、経常利益が同2.5％減の11.32億円、四半期純利益が同3.0％減の7.03億円だった。 生徒数の伸びは、小中学生部門、高校生部門ともに全体として着実なペースを維持しており、第2四半期累計期間の生徒人数平均は前年同期比4.7％増となった。一方で、教師の専門化・高技術化を組織的に推し進めたことで、人件費などを含む売上原価などの上昇が利益面に響いた。 なお、神奈川県内の公立進学校の合格者実績については、引き続き群を抜いた結果を残した。今春で3度目となる同県の公立高校の新入試制度で公立トップ高校19校に1,918名が合格し、本年も塾別の合格者数で他社を圧倒した。また、公立トップ高校の中で新制度の特徴の一つである特色検査を実施した12校のうち半数に当たる6校においても、塾別の合格者数でトップの実績となった。また、同社生徒の通学圏内で最難関と位置付けられる国立東京学芸大附属高校への合格実績も、同校の外部進学生用の定員のうち約半数に当たる52名となっている。 ほか、大学受験においても東京大学の合格者が昨年比で大きく伸びたほか、多くの国公立で順調な結果となり、私立も早慶上智が184名→274名、いわゆるMARCH+東京理科大が682名→946名となるなど、昨年比で好調な実績となった。 15年9月期の通期業績予想については、売上高が前期比4.0％増の94.71億円、営業利益が2.5％増の22.53億円、経常利益が同2.7％増の22.80億円、純利益が同5.3％増の14.27億円とする期初予想を据え置いている。 ステップ<9795>は、神奈川県内を地盤に小学5年から高校3年生を対象とした学習塾を展開。教師のプロ化による質の高い学習指導に定評があり、県内の公立進学校への合格者数ではトップの実績を誇る。 《AK》