マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 15:23:57
9,228,893
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、東京エレク、アイネスなど

2015/4/28 11:39 FISCO
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、東京エレク、アイネスなど ファナック<6954>:28200円(前週末比+1400円) 買い優勢。前日に決算を発表、注目されていた株主還元方針だったが、配当性向を現在の30%から60%に引き上げるとし、機動的な自社株買いの実施などと合わせて、前期から5年間の平均で利益の最大80%を株主に回すとしている。つれて、前期末配当金は上半期末の144.69円に対して491.93円に増配へ。想定以上の還元方針を評価する動きが先行へ。また、決算数値に関しても、実績は市場コンセンサスを上回る水準となり、受注高も想定以上に拡大する格好へ。今期は減益見通しとしているが、保守的な予想との見方が先行している。 東京エレク<8035>:6575円(前週末比-1122円) 大幅安。米アプライドとの経営統合撤回が伝わっている、これまで統合スケジュールを3回にわたり延期、直近では今年6月末の統合が予定されていた。米司法省との認識の違いが統合破談の背景に。スケールメリットや今後の経営効率化進展などへの期待感が株価には反映されていたため、バリュエーション調整は避けられないといった見方が先行しているようだ。野村では投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」に格下げへ。1200億円の自社株買い公表、日経平均継続採用などを好感する動きは限定的。 アイネス<9742>:1131円(買い気配) ストップ高買い気配。前日に決算を発表しているが、同時に発表した自己株式取得方針がポジティブなインパクトにつながっている。約2年間で取得総額100億円を予定しており、これは時価総額の3分の1の水準である。市場買い付けを原則としており、一株当たりの価値向上に加えて、需給期待なども非常に高まる状況のようだ。なお、決算数値に関しては、今期の微増益見通しは期待値を下回っている。 コマツ<6301>:2440円(前週末比-120.5円) 下げ目立つ。前日に発表した決算内容が嫌気されている。前期営業利益は2421億円で前期比0.7%増益、従来予想の2550億円を下振れる着地に。また、今期は2210億円で同8.7%減、連続減益の見通しとなっている。市場予想は前期が2550億円程度、今期は2650億円程度であったため、今期見通しは想定外の下振れとなる格好に。また、一部で期待された株主還元拡充なども発表されず。日立建機も決算を嫌気する動きが優勢と、建設機械の事業環境は引き続き厳しい状況。 ITM<2148>:1353円(前週末比+27円) 5日続伸。15年3月期決算を発表している。営業利益は前期比49.9%増の4.88億円となり、会社計画4.40億円を上回って着地した。産業テクノロジー分野を中心とした新規成長領域での営業を強化したほか、費用対効果の高い広告商品の需要増加に合わせ、プロファイル(営業見込み客情報)を提供するターゲティング型商品を積極的に販売した。また、16年3月期業績見通しについては、営業利益が同30.9%増の6.40億円としている。 エスクローAJ<6093>:7760円(前週末比+270円) 4日続伸。不動産鑑定業の登録完了通知を受領し、不動産鑑定業を開始すると発表している。国の政策として中古住宅・リフォーム市場の活性化・拡大が掲げられ、その具体策として中古住宅の適切な建物の残存価値の評価手法の見直しや、中古住宅の取引事例等の整備の議論が進められているなか、金融機関等からの中古住宅の評価業務のニーズが高まると見込んでいる。 ショーケースT<3909>:8890円(前週末比+660円) 反発。CLOCK・COMMUNICATIONSの広告トレーディングデスク事業を譲受けると発表している。CLOCK社のトレーディングサービス「ターゲットオン」や従業員を含めた広告運用ノウハウを取り入れることで、更なる広告事業の拡大が見込めるとしている。同部門の14年3月期売上高は0.77億円で、譲受け価額は0.60億円。発表が材料視され買いが先行しているが、前日同様に上値では利益確定売りも強いようだ。 《KS》
関連銘柄 7件
2148 東証プライム
1,658
10/4 15:00
-12(-0.72%)
時価総額 34,574百万円
ITmedia NEWS等の運営、デジタルイベント等を手掛けるBtoBメディア事業が主力。エンタメ系メディア「ねとらぼ」の運営等も行う。ソフトバンクグループ。発注ナビの加盟社数は5000社を突破。 記:2024/05/16
3909 東証スタンダード
297
10/4 15:00
-1(-0.34%)
時価総額 2,545百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
152
10/4 15:00
+2(1.33%)
時価総額 6,984百万円
金融機関や不動産事業者、士業専門家向けに各種サービスを提供するエスクローサービス事業、BPO事業が柱。不動産取引の非対面決済サービス「H'OURS」は利用件数が順調増。相続関連サービスの受託体制を強化。 記:2024/05/17
6301 東証プライム
4,060
10/4 15:00
+10(0.25%)
時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(-1.57%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9742 東証プライム
1,607
10/4 15:00
-27(-1.65%)
時価総額 33,586百万円
Web型総合行政情報システムなど公共分野に強みを持つシステムインテグレーター。ITコンサル、システム設計・開発等を行う。三菱総合研究所と資本業務提携。次世代ソリューションの開発、事業基盤の拡充図る。 記:2024/08/12