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イード<6038>共通プラットフォームを用いて、Webメディアやコンテンツを運営

2015/4/14 13:04 FISCO
*13:08JST イード<6038>共通プラットフォームを用いて、Webメディアやコンテンツを運営 ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月9日放送において、イード<6038>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 ■会社概要 コンテンツマーケティング企業としての地位を確立するために、顧客に対してマーケティングサービスとデータ・コンテンツを提供する「コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業)」と、顧客に対してリサーチソリューションとECソリューションを提供する「コンテンツマーケティングソリューション事業(CMS事業)」を行っている。今年3月24日に東証マザーズ市場へ新規上場した。多彩な顔ぶれが揃った3月IPO銘柄のなかでは出遅れ感があるものの、収益モデルや強みが明確であることから今後の見直しに期待。 ■事業内容 (1)コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業) 自動車をはじめモビリティの情報を専門に扱うニュースサイト「レスポンス」など、2015年1月末時点で34個のWebメディアやコンテンツを運営しており、各メディアジャンルに特化した情報(ニュース記事)及びコンテンツを、インターネットを通じて提供している。また、パズルジャンルに特化した8つの雑誌を発行している。各メディアや雑誌はそのジャンルに興味を持つユーザーを多数集めることを運営目的としており、ターゲットユーザーへのマーケティング活動を行っている顧客企業に対して様々なマーケティングサービスを提供している。提供するサービスは「パフォーマンス広告」「純広告」「提案型広告」等の『インターネット広告』と顧客企業のマーケティングに活用されるデータ提供等のBtoB向け、また顧客企業が行っているキャラクタービジネスをサポートするBtoC向けの『データ・コンテンツの提供』がある。 (2)コンテンツマーケティングソリューション事業(CMS事業) 「リサーチソリューション」と「ECソリューション」で構成されている。 「リサーチソリューション」では、大規模な定量調査から個人に対する定性調査までサービス提供が可能。また、高度なネットリサーチからリアルな行動観察まで、幅広いメニューで各顧客企業の要望にきめ細かく対応している。 「ECソリューション」では、同社独自のECシステム「marbleASP」の提供を中心に事業を展開。「marbleASP」はECサイトを構築支援するシステムで、デザインの自由度、外部システムとの連携、スマートフォンへの対応など顧客企業のニーズに対応するよう機能を強化し、「ネットスーパー用システム」や「お歳暮/お中元用システム」として活用されている。2014年12月末時点で通常ECサイト23サイト、ネットスーパー用システム6サイト、お歳暮/お中元システム500サイトに導入されている。 ■注目ポイント 「iid-CMP」という共通プラットフォームを用いて、CMP事業のWebメディアやコンテンツを運営していることが挙げられる。「iid-CMP」は2009年8月にWebメディアのコンテンツマネジメントシステムとして稼動を開始した。その後M&Aや新規事業開発等によって新たに増えたWebメディアやコンテンツを「iid-CMP」上に搭載していくことで、共通のプラットフォームとして機能を充実させてきた。「iid-CMP」の特徴は、(A)集客機能、(B)ローコストオペレーションノウハウ(C)データベースへの蓄積、(D)コンテンツマネジメント機能がある。 また、もう1つの特徴として、新しいWebメディアやコンテンツを自社開発すると共に、M&Aで取得していることが挙げられる。設立当初から2015年1月末までに28個のWebメディア及びコンテンツの営業権並びに5社の企業の株式を取得している(うち撤退は4個のWebメディアやコンテンツ)。同社は、取得したWebメディアやコンテンツを24ヶ月以内に単月黒字化することを目標としている。 なお、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や博報堂DYメディアパートナーズなどの大手企業が同社の安定株主となり、事業の拡大に共同で取り組んでいる点も注目ポイントに挙げられよう。 ■業績動向 2015年6月期の業績は、売上高が前期比15.1%増の36.92億円、営業利益が同12.7%増の5.03億円と2ケタの増収増益の見通しとなっている。「iid-CMP」の強化、Webメディア、コンテンツの拡大、オウンドメディアの拡大によるPV数の増大を行い、運用型広告費を主に獲得する広告メニューで収益の拡大を図っている。 ■株価動向 上場まもないが、6日安値の1712円で目先底を付けた格好となっている。これまで上値を抑えていた5日線を超えてきており、短期的にはリバウンドを試す展開が意識されてくる。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TM》
関連銘柄 2件
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時価総額 988,409百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
6038 東証グロース
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時価総額 3,870百万円
自社開発プラットフォーム利用のサイトを複数運営。調査サービスやECシステムも。24.6期上期は好採算のネット広告が足踏み。だが前期買収会社の貢献もあって広告以外の拡大続く。通期では増収増益・増配を見込む。 記:2024/04/15