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アートスパーク Research Memo(6):カーナビなど車載機器の操作画面開発に技術とデザインを提供

2015/3/18 17:54 FISCO
*17:54JST アートスパーク Research Memo(6):カーナビなど車載機器の操作画面開発に技術とデザインを提供 ■事業概要 (3) UI/UX事業 UI(ユーザー・インターフェース)とは機器やソフトウェアを使う人が操作をする一連の要素で主に「操作画面」のことであり、UX(ユーザー・エクスペリエンス)とはそれらを通じて得られる楽しさや心地よさなど「操作した感じ」を意味している。同社では、自動車やカラオケ、家電、携帯電話などの業界に対して、デジタル機器のUIをデザインから実装まで一体で提供する事業を行っている。自動車業界における一例を挙げると、マツダ<7261>のヒューマン・マシン・インターフェース開発環境において、2014年からアートスパークホールディングス<3663>の組込み機器向けUI開発環境「エックスビーンズ UIコンダクター」が採用されている。また、富士通テンやJVCケンウッド<6632>などのカーナビやカーオーディオには同社の従来製品である 「マスコットカプセル UIフレームワーク」が搭載されている。同社は、専門性の高いエンジニア(72人※)とデザイナー(57人※)が連携してトータルソリューションを提供できる強みを持ち、この点において国内では抜きん出た存在である。 ※2014年6月現在、株式会社エイチアイとその傘下企業の人員 2014年12月期は大きく収益を改善したが、まだわずかに損失が残った(営業損失8百万円)。「受託開発案件をこなし実績を積み上げながら、量産化された製品のライセンス収入で稼ぐ」というシナリオの中で、現在は受託開発に注力している段階である。今後も、自動車業界を中心に、大きなパイを獲得するために戦略投資を継続する予定だ。案件規模や顧客規模が大きくなることに伴うリスクや将来的な人材確保の制約など、様々なハードルをどう乗り越え、投資回収につなげていくか注目したい。 なお、「アプリケーション事業」に関しては、非中核事業と位置付けており、新規案件を行わない方針である。継続中のサービスの運用手数料収入が計上されており、全社業績に貢献している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《FA》
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