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宇徳---業績好調で四半期毎に上方修正を発表、増配及び記念配当実施

2015/2/19 10:28 FISCO
*10:28JST 宇徳---業績好調で四半期毎に上方修正を発表、増配及び記念配当実施 宇徳<9358>が1月30日に発表した2015年3月期第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高が前年同期比21.4%増の391.09億円、営業利益が同89.2%増の38.60億円、経常利益が同85.6%増の40.35億円、四半期純利益が同44.3%増の25.91億円だった。 セグメント業績では、港湾事業は、コンテナ関連は横浜港での取扱量が緩やかながら増加基調が継続。一方で、東京港では11月頃より北米西岸の混雑による影響が現れ、本船のスケジュールが遅延し取扱が減少した。また車両・建機関連でも取扱量の回復の遅れが改善せず、営業収入が前年同期比1.6%減の159.31億円、経常益が同4.7%減の16.10億円だった。 一方、プラント・物流事業は好調となり、営業収入が同45.5%増の227.86億円、経常利益が同4.8倍の23.50億円だった。輸出入貨物の取扱量は、輸入は東京・横浜港ともに堅調に推移し、横浜港での輸出は回復基調が続いている。また、国内の電力関連工事は新規に受注した発電設備の更新工事等が継続。橋梁・その他の工事においても新規案件の受注や既存工事の追加受注があり、工事量の増加が続いている。 さらに、得意とする重量物輸送についても受注した大型機器等の輸送工事での追加受注や新規輸送工事案件の受注などもあり、好調に推移している。加えて海外でのプラント工事の主要拠点の1つであるシンガポールでも既存工事の追加受注が寄与するなど、国内外での工事が好調だ。 15年3月期通期については、第3四半期決算とあわせて今期3度目となる上方修正を発表。売上高は前期比20.5%増の525.00億円(前回予想は500.00億円)、営業利益が同67.5%増の48.00億円(同42.50億円)、経常利益が同64.3%増の50.00億円(同44.50億円)、純利益が同30.1%増の31.00億円(同27.50億円)と、売上高・利益ともに引き上げている。 なお、同社は15年3月期で創業125周年を迎える。株主への感謝の意を表し、15年3月期の期末配当において、1株当たり2円の記念配当を実施する予定。また、足元の好調な業績を受けて普通配当についても、従来の1株当たり7円から1円増額し、1株当たり8円へ修正。これにより年間配当は普通配当8円、記念配当2円を合わせた年10円(前期7円)となる。 《AK》
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京浜港を中心に荷役を行う港運会社。重量物陸送やプラント建設なども。商船三井傘下。22.3期上期は港運や陸送の取扱量が回復。工事損失引当金も減り、計画を上回る増収増益に。通期でも利益反発の見込み。増配予定。 記:2021/11/18