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【2015年の相場展望】(D)注目企業に訊く(4/5):アドベンチャー(訂正)

2015/2/12 20:57 FISCO
*20:58JST 【2015年の相場展望】(D)注目企業に訊く(4/5):アドベンチャー(訂正)   1月29日にフィスコが開催した個人投資家向けセミナー「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」では、注目企業として「シュッピン<3179>」「SHIFT<3697>」「アバント<3836>」「アドベンチャー<6030>」「アデランス<8170>」を取り上げ、アナリストの小林あやと、各社のIR担当者との質疑応答を実施した。うち、「アドベンチャー<6030>」の主な内容は以下の通り。 ■アドベンチャー<6030>の事業概要 国内外航空券やオプショナルツアー(アクティビティ)をインターネットで販売するオンライン旅行会社。航空券は、世界中のものを横断的に検索できる点が特徴。外国人客の取り込みに向けて多言語でサイトを展開中。 ■フィスコの注目ポイント ・国内外の航空券を横断検索できる利便性 日本発着以外を含む世界中の航空券を横断的に検索・購入できるため、ユーザーの利便性が高く、リピート利用につながりやすい。 ・サイト多言語化による外国人取り込み アクティビティ予約サイト「WannaTrip」では、日本語をベースとして18ヶ国語で展開。これにより外国人客の取り込みを図っている。 ・足元の業績は急拡大、訪日外国人増が追い風 訪日観光客が2013年の年間1036万人から2014年に1341万人へと約30%増となったなか、2015年6月期の連結経常利益は前期比約7倍の1.70億円に達する見通し。 ■質疑応答 Q:多言語対応した旅行アクティビティの予約サイトを運営していますが、訪日旅行客(インバンド消費)の足元での影響と今後の成長イメージを教えていただけますでしょうか。 A:国内航空券予約サイト「Skyticket(スカイチケット)」に関しては、パスポート情報を取得していないため、正確なところはわかりませんが、搭乗者の氏名を見ると、特に中国人を中心とした訪日旅行者の利用が増えていることが伺え、日本への到着した後の国内における移動手段として当社サイトを利用して頂いているものと推察します。また、当社は電話応対として英語、中国語、韓国語にも対応しておりますが、中国語の問い合わせも前期より増えてきていることから同様の影響が出ていると思われます。加えて、Skyticketの多言語化も進めております。また[WannaTrip(ワナトリップ)]に関しては、取扱商品数を増やすため、国内外の業者と提携を進めており、今期末までには取扱商品を1万点にまで増やす予定でおります。今後は国内の移動手段としてのSkyticket、国内におけるアクティビティ商品としてのWannaTripの両輪で拡充を進めてまいります。また詳細はお話できませんが、宿泊、飲食等についても提携を進めてまいります。 Q:中国最大のLCC「春秋航空」と提携して2月上旬より国内航空券の取り扱いを開始すると発表されました。LCCの取扱高が急成長しているようですが、中国人訪日旅行者が大きく伸びているなか、春秋航空との提携インパクトはどの程度になると見込まれていますか? A:提携インパクトは非常に大きいと考えています。先ほどもお話させて頂いたように、弊社では中国語を含めて18か国の言語に対応したサイト作りを行っておりますし、また日本語以外に英語、中国語、韓国語の合計4か国語に対応したオペレーター対応を行っております。中国人旅行者の中には、日本語が堪能な方もいらっしゃるとは思いますが、とはいえ、日本語がわからない方にとって、中国語でのサイト運営を行っており、加えて中国語での電話対応も実施している弊社のような会社は、中国人旅行者にとっても安心感があるのでないかと思います。また、一度利用して頂いた中国人のお客様が、口コミ等によって評判を広げて頂けば、新規の顧客獲得やリピーターの拡大も進んでいくのではないかと思います。中国本土からの旅行者が、まずは茨城や大阪等の国内空港に来られた後、国内の移動手段としてSkyticketや、WannaTripのアクティビティ等を利用して頂くといった効果が見込まれると考えております。 Q:東京五輪に向けて訪日外国人2000万人が予想されるなか、今後はカジノ構想なども再浮上するとみられます。カジノ法案が成立した場合の新たなアクティビティの構想やインパクトを、期待値で結構ですので教えていただけますか? A:WannaTripは国内外の様々な旅行関連商品を取りそろえ、安価に提供するというサイトを目指しております。政治的、法的、倫理的なものも含めてカジノ法案の成立がどの程度実現性があるのかわかりませんが、仮にカジノが国内において展開される場合には、カジノを運営する事業者との業務提携、カジノを絡めた旅行商品の販売等、様々なバリュエーションの旅行商品を提供することができると思います。加えて、国内においてもカジノ目的の旅行者も増えると思いますので、そのような旅行者増も追い風になるかと思います。 フィスコ個人投資家向けセミナー 「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」 2015年1月29日(木)18:30~21:00開催 《NO》
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