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SDエンター Research Memo(3):コスト削減効果は1億円、合理化から成長拡大戦略の実行へ転換

2015/1/28 16:52 FISCO
*16:52JST SDエンター Research Memo(3):コスト削減効果は1億円、合理化から成長拡大戦略の実行へ転換 ■会社概要 (2)成長ロードマップ SDエンターテイメント<4650>は2014年1月に健康コーポレーション・グループの傘下に入って以来、2つのフェーズを経て成長企業に変貌するロードマップを作成した。 第1段階にあたる「フェーズ1」は、不採算店舗閉鎖やコスト削減、ブランド変更、顧客リピート率の向上を中核のテーマに据えている。これらの施策はグループ入り直後から順次実行に移され、例えばカフェやゲーム施設のなかで不採算店舗の閉鎖が進められたほか、既存店の賃料見直しなどが行われた。結果として実現されたコスト削減効果は約100百万円に達した模様だ。また、複合施設ビル名「スガノディノス」をはじめ、各業態において「SDフィットネス」「ディノスカフェ」「ディノスパーク」等、現社名に沿ったブランドへの変更作業が実行され、2015年3月期の第2四半期までに、一部を除きほぼ完了した。リピート率向上は終わりのないテーマであり、今も現在進行形で注力している。例えば、ボウリング事業では定期的に様々な集客イベントを開催して、リピート集客に努めている。 2015年3月期の第2四半期中には、「フェーズ2」に移行している。フェーズ2における大きなテーマは「シナジーの実現」だ。すなわち、同社と他のグループ企業とのシナジーであり、その具体的なアクションとして、新しい価値観の創出、顧客共有、IT技術の活用、フィットネス事業とRIZAPとによる顧客共有・集客強化などが打ち出されている。シナジーの追及策はこれらに限定されるものではなく、今後も新しいアイデア・施策が出てくることが期待されている。同社では、「フェーズ2」に掲げられた施策を主たるエンジンとして、2016年3月期の売上高・営業利益を、それぞれ前期比1.5倍に成長させることを社内の挑戦目標に掲げている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01