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ヘリオス テクノ Research Memo(2):再建後はプロジェクター用超高圧水銀灯が活路に

2015/1/19 18:23 FISCO
*18:23JST ヘリオス テクノ Research Memo(2):再建後はプロジェクター用超高圧水銀灯が活路に ■会社概要 (1)沿革 ヘリオス テクノ ホールディング<6927>の歴史は1976年の旧フェニックス電機の設立から始まる。フェニックス電機はウシオ電機<6925>からスピンアウトした技術者により、一般照明及び自動車用ハロゲンランプ、の製造販売を目的に設立された。当時の照明の主流は蛍光灯で、ハロゲンランプ製造技術を有する企業が多くなく、順調に業容を拡大した。 しかし、1980年代後半から1990年代前半は、プラザ合意後の円高、中国からの安価品の流入、欧州市場からの反ダンピング課税(→その後、それを避けるために現地生産化)などが重なり急速に業況が悪化し、1995年に会社更生法を申請するに至った。その際、ナムコ(現バンダイナムコホールディングス<7832>)の創業者である中村雅哉(なかむらまさや)氏が再建支援者となり、斉藤定一(さいとうさだいち)氏がナムコから同社代表取締役(現任)に着任し、再建がスタートした。 その後同社は、ニッチ市場であったプロジェクター用超高圧水銀灯に活路を見出し、再生の道のりを順調に歩んだ。その間ランプ製品のラインアップは、照明用、プロジェクター用、露光装置用光源、LEDランプ等に拡大した。 2009年に(株)日本技術センターと経営統合し、現社名に商号変更した。同社自身は純粋持株会社となり、ランプ事業を行う事業会社として新フェニックス電機(株)を設立した。この経営統合に際して、中村氏からの紹介を機に、子会社ナカンテクノ(株)を設立して製造装置事業を事業譲受し、現在に至っている。 証券市場には1989年に店頭登録した。会社更生手続開始で1996年に登録取消となったが、2002年12月にJASDAQ市場(現東京証券取引所JASDAQ市場)に再上場を果たした。2005年4月に東京証券取引所第2部に上場し、2006年5月に同1部に指定替えとなって現在に至っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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