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*07:33JST 椿本チエイン---産業用スチール、自動車エンジン用チェーンで世界トップシェア 椿本チエイン<6371>は、「パワートランスミッション（動力伝動）」と「マテリアルハンドリング（保管・搬送）」の2つの分野を柱に、「チェーン」「精機」「自動車部品」「マテハン」という4つの事業を展開。産業用スチールチェーンは世界シェアトップ。自動車エンジン用タイミングチェーンも世界トップで、国内は7割超のシェアを誇る。 チェーン事業は、動力伝動用のドライブチェーンのほか、生産ラインを担うコンベヤチェーン、プラスチックチェーンなどを、産業機械・工作機械、造船、鉄鋼、IT、食品とあらゆる業界に提供。自動車部品事業は、自動車エンジンの高性能化・エコ化を支えるタイミングチェーンドライブシステムを世界のカーメーカーに提供する、世界屈指のシステムサプライヤー。 精機事業では変減速機、電動シリンダ、カムクラッチなどモーション＆コントロールの分野で多種多様な商品をラインナップ。マテハン事業では、物流業界向け高速自動仕分システムや、新聞業界向け巻取紙搬送・給紙システム、自動車業界向け製造ライン搬送システム、製薬業界向け保管・ピックングシステムなどを手掛けている。 足元、2015年3月期第2四半期（14年4-9月）業績は、売上高が前年同期比10.0％増の929.48億円、営業利益が同35.0％増の99.22億円、経常利益が同38.7％増の104.16億円、四半期純利益が同50.5％増の65.78億円だった。セグメント別営業利益は、チェーンが58.4％増、精機が20.0％増、自動車部品が27.9％増、マテハンが130.1％増、その他が67.4％増と、いずれも大きな伸びをみせている。 15年3月期の連結業績予想については、売上高が前期比7.3％増の1910.00億円、営業利益が同13.5％増の197.00億円、経常利益が同12.8％増の203.00億円、当期純利益が同27.3％増の130.00億円へと、第2四半期決算発表と併せて、売上・利益とも上方修正している。下期の為替レートは、1ドル105円、1ユーロ135円。 つばきグループは、世界23カ国にグローバルネットワークを構築。2017年に創業100周年を迎える。 《TM》