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*08:50JST キャリアリンク---第3四半期は営業利益、経常利益が前年同期比2倍超、進捗率は90％超 総合人材サービスのキャリアリンク<6070>は26日、2015年2月期第3四半期（14年3-11月）決算を発表。売上高が前年同期比14.0％増の103.27億円、営業利益が同2.3倍の6.80億円、経常利益が同2.4倍の6.74億円、四半期純利益が同2.5倍の4.05億円だった。 民間企業向けBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）案件の受注が順調に伸びたほか、官公庁向けBPO案件でも消費税増税に伴う臨時給付金案件などで予想以上の受注となり、好調な受注高に支えられて増収となった。また、BPO大型案件での業務処理の効率化が予想以上に進展し、利益面では売上高の伸び率を大きく上回った。 セグメント別では、「BPO関連事業」で業務開始時期が遅れていた民間大型プロジェクトの追加案件が順調に稼動して受注量が拡大したほか、民間BPO事業者からの受注高も引き続き好調に推移し、売上高は前年同期比で25.3％増となった。「CRM関連事業」は、前期のような大型スポット案件の受注がなかったことから、売上高は同11.1％減となった。また「製造技術系事業」は、消費税駆込み需要の反動減による生産減の持ち直しのほか、製薬メーカー等からの受注量の堅調な推移などで、売上高は同39.5％増の大幅な伸びとなった。 なお、15年2月期通期計画については、売上高を前期比17.7％増の136.54億円、営業利益を同2.5倍の7.29億円、経常利益を同2.6倍の7.20億円、純利益を同2.6倍の4.26億円とする、9月22日の上方修正の前回予想を据え置いている。会社側は、第4四半期での来期に向けての人員採用コストが不透明としているが、上記実績を踏まえると上振れは期待できそうだ。 《TM》