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ビーエスピーResearch Memo(5):2015年3月期は事業構造再構築元年としての位置付け

2014/12/25 18:54 FISCO
*18:54JST ビーエスピーResearch Memo(5):2015年3月期は事業構造再構築元年としての位置付け ■決算動向 (2)2015年3月期の業績見通し ビーエスピー<3800>は、2015年3月期の業績見通しについて、期初予想を据え置いており、売上高は前期比78.4%増の7,500百万円、営業利益は同16.8%増の1,380百万円、経常利益は同17.6%増の1,460百万円、当期純利益は同11.3%増の890百万円と増収増益を見込んでいる。 ビーコンITの連結化等により、売上高は大きく伸びる一方、利益面では、利益率の低いビーコンITの連結化と稼ぎ頭のメインフレーム事業の縮小、事業構造変革に伴う先行費用などで営業利益率は低下する見通しである。同社は、2015年3月期を事業構造再構築元年として位置付けており、業績は一旦踊り場を迎える計画となっている。 上期実績に進捗の遅れが見られるものの、経営基盤の早期融合による事業基盤の強化や、収益力強化のための製品・サービスの統廃合、グループ・シナジーの基盤作りなど、中期的な視点から価値創出を具現化していくとともに、プロセスの改善や新規ビジネスの強化によって通期業績予想の達成を目指している。 特に、営業プロセスの抜本的な見直しを図ってきたことで、足元では顧客へのアクティビティ(訪問件数や提案件数など)が約30%向上していることや、低採算案件を減らすことにより利益率の改善も進んでいることから、下期での巻き返しは可能と考えている。また、企業のグローバル化や統合・再編の進展等を背景に需要が拡大しているBPM事業※においても、経験豊富な技術者を増員(8名)したことにより受注が増えていることも下期以降の業績に貢献する見込みである。 ※ビジネス・プロセス・マネジメントの略。企業の全社的な業務の流れ(ビジネスプロセス)を把握・分析し、情報システムを用いて継続的に管理・改善・最適化していくこと (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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オープン系パッケージソフトを中心に開発・販売。メインフレーム向けも。24.3期3Q累計は法改正を追い風にパッケージ販売が好調。SIやクラウドの改善も進んで増収・二桁増益に。配当はDOEを意識して実施の方針 記:2024/04/15