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メディシス Research Memo(5):新中期3ヶ年計画では売上高1,000億円、10年後に3,000億円を目指す

2014/12/10 17:51 FISCO
*17:51JST メディシス Research Memo(5):新中期3ヶ年計画では売上高1,000億円、10年後に3,000億円を目指す ■成長戦略 メディカルシステムネットワーク<4350>は10年後に売上高3,000億円の達成を長期目標として掲げている。現在の主力事業である医薬品等ネットワーク事業や調剤薬局事業を両輪とした成長拡大を推進していく。また、2016年3月期から始まる新中期3ヶ年計画では最終年度に売上高1,000億円台乗せが視野に入ってくるものと考えられる。 医薬品等ネットワーク事業においては、全国で約5.7万件の調剤薬局がある中で、大手企業による集約化の動きが着実に進んでおり、中小薬局にとって今後ますます経営状況が厳しさを増すことが予想される。こうしたなかで、同社の提供するネットワークサービスは中小薬局の経営支援につながるサービスとして、今後一段と需要が拡大していくことが予想される。前述したように、当第2四半期において加盟件数の増加ペースが加速しており、その兆候が出始めている可能性もあるだけに、今後の動向が注目されよう。 一方、調剤薬局事業では、大都市圏を中心にM&Aを進めながら着実に店舗を拡大していく戦略だ。今後は需要の拡大が見込まれる在宅業務をいかに効率的に取り込んでいけるかが収益の鍵を握るとみられるが、前述したように在宅業務に積極的に取り組んでいるメディカルブレーンをグループに取り込むなどM&Aを活用していくほか、グループ内に教育・研修サービスを行う子会社も抱えており、教育研修を強化していくことで、在宅業務の強化を進めていくものと考えられる。 また、賃貸・設備関連事業ではサービス付き高齢者向け住宅に積極的に取り組んでいく。「高齢者住宅+医療モール+調剤薬局」+「病院」という医療と介護が一体となった新たな街づくりの提案となり、超高齢化社会を迎える国内での需要は今後さらに拡大していくことが見込まれる。今後も「サ高住」に関しては、状況を見定めつつ、年間1~2棟ペースで新規物件を手掛けていきたい考えで、同事業を手掛けていくことによって、調剤薬局事業など他事業とのシナジー効果も期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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なの花薬局の運営、薬局等の経営支援、医薬品の製造・販売等を行う地域薬局ネットワーク事業が柱。賃貸・設備関連事業、給食事業等も手掛ける。医薬品ネットワーク部門ではサービス拡充で新規加盟店の獲得を図る。 記:2024/08/05