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注目銘柄ダイジェスト(前場):タカタ、ラウンドワン、マクドナルドなど

2014/12/9 11:33 FISCO
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):タカタ、ラウンドワン、マクドナルドなど タカタ<7312>:1308円(前日比+5円) 反発。欠陥エアバッグ問題において、ホンダ<7267>では、調査リコールを全世界に広げる意向を明らかにしたと伝わっているが、その一方で、部品の安定調達の観点から同社を経営支援することも示唆したとされている。短期的に、経営支援方針を思惑材料視する動きなどが先行する格好になっている。 ラウンドワン<4680>:725円(同+23円) 大幅続伸。前日に11月の月次動向が発表されている。既存店売上高は前年同月比7.3%増、今期初めてプラス転換した前月に続き、2ヶ月連続のプラス成長となっている。収益の底打ち期待などが高まる状況にも。また、バークレイズでは投資判断を新規に「オーバーウェイト」で目標株価を930円に設定している。レジャー施設では割安感があり、中期的には海外の拡大期待も高いと評価しているようだ。 富士石油<5017>:326円(同+12円) 買い先行。三菱UFJが投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も380円から410円に引き上げている。事業が石油精製のみなので、在庫評価の影響を除いた実力ベースでの営業利益では、原油価格下落は燃料コスト減と増益要因になると指摘している。原油価格下落の局面では、油田事業がないことが相対的に強みとなっているとの見方のようだ。 図研<6947>:1107円(同+57円) 大幅高。SMBC日興証券では投資評価を新規に「A」としている。オートモーティブ分野への拡販、北米市場におけるマーケティング強化などの成長戦略によって、今後は利益の拡大が見込めると評価。また、時価総額は保有現金や現金同等物と同額であり、割安感があるとも見ているもよう。 宇部興産<4208>:191円(同+6円) 買い先行。前日の取引時間中、トヨタ<7203>の燃料電池車「ミライ」に搭載される高圧水素タンクに、共同開発したナイロン樹脂が採用と報じられている。単独で全量を供給するもよう。燃料電池車の普及拡大に伴う業績寄与への期待感が高まる状況にも。また、一部では、タイでナイロン原料の生産を2割削減するとも伝わっている。 ユビキタス<3858>:1118円(同-53円) 売り優勢。コミットメント条項付き第三者割当契約を締結と発表している。約18億円を資金調達し、主として「車載情報機器分野」及び「スマートホーム/スマートエネルギー分野を主としたIoT関連分野」における事業拡大のため、M&A及び戦略的な資本提携並びに研究開発の拡充などといった投資資金需要に充当するとのこと。最大約16%の希薄化が生じるとのことで1株当たりの利益減少を嫌気した売りが先行している。 マクドナルド<2702>:2702円(同-12円) 小幅反落。昨日の引けに発表した11月の既存店売上高は前年同月比-12.3%となった。7月下旬に発覚した中国加工食品の期限切れ鶏肉の使用問題以降、2桁のマイナスが続く。市場ではある程度織り込まれていたことでとりわけ売り要因と捉えられていないが、足元の出来高は減少。売上げの改善が見られないことなどから投資家の関心は薄くなっているもよう。 《KO》
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