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デリカフーズ Research Memo(7):需要拡大が続くカット野菜の工場を3拠点新たに建設する計画

2014/12/5 17:55 FISCO
*17:55JST デリカフーズ Research Memo(7):需要拡大が続くカット野菜の工場を3拠点新たに建設する計画 ■中期経営計画 (2)新工場建設計画について 売上高35,000百万円を達成するために、デリカフーズ<3392>は需要拡大が続いているカット野菜の工場を3拠点新たに建設する計画を立てている。具体的には、奈良工場(2015年4月稼働予定)、名古屋工場(同11月予定)のほか、2016年の早い段階で西東京エリアに工場を建設し稼働する予定となっている。生産能力は各工場とも年間2,000百万円規模となり、設備投資額としては合計で3,000百万円前後となる見通しだ。 今回の新工場建設に伴って、カット野菜の能力は大幅に増強され、売上高構成比では2014年3月期の34.9%から2017年3月期は45%とホール野菜と同じ水準にまで拡大するものと予想される。 その他にも、2014年6月に仙台に新たに東京デリカフーズの事業所を開設しており、東北エリアにおける販売マーケットの拡大、並びに東北地区における契約産地の開拓を強化している。東北地区の協力会社であるフレッシュおの(仙台市)がカット野菜工場と物流センターを新設し(スーパーコールドチェーンに対応)、東京デリカフーズが工場の運営指導と販売を行っていく。同工場の生産能力は1,000百万円程度となっている。 新工場の稼働による減価償却費の増加によって、2016年3月期の業績は一時的に踊り場になる可能性があるが、カット野菜は成長が続く見通しであり、機能性表示解禁後のビジネスチャンス拡大なども踏まえると、2017年3月期の業績目標は十分射程圏内にあると言えよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25