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*17:31JST ＩＢＪ Research Memo（5）：配当性向は40%が目安、収益の拡大に伴う増配に期待 ■成長戦略と株主還元策 (2)株主還元策 IBJ<6071>は「業績の拡大＋株主還元の積極化＝時価総額の拡大」を目指しており、株主還元としては配当性向で40%を目安として配当を行っていく方針としている。2014年12月期は25.00円（配当性向39.3%）と前期の実質配当約16.66円（株式分割考慮後）から増配となる。2015年12月期以降も収益の拡大とともに、増配が期待されることになる。 なお、同社は11月18日付で、東証第2部への上場とともに12万株の株式立会外分売を発表している。経営者とその親族の売出しによるもので、株主数の増加が目的となっている。現在、株主数は600名程度で、2部に上場するためには800名が必要となる。今回の売出しにより条件はクリアすることになるが、同社では2015年内の第1部市場への上場を目指しており（株主数条件は2,200名以上）、株主数の増加に向けた取り組みを今後も進めていくものと考えられる。現在、IBJメンバーズの利用に限定された株主優待制度を導入しているが、今後は増配と同時に優待制度の更なる拡充も期待されよう。 （執筆：フィスコ客員アナリスト 佐藤譲） 《FA》