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IBJ Research Memo(3):メディア、サービス部門ともに好調で3Qは2ケタ増収増益

2014/12/1 17:27 FISCO
*17:27JST IBJ Research Memo(3):メディア、サービス部門ともに好調で3Qは2ケタ増収増益 ■決算動向 2014年12月期第3四半期累計業績 11月14日付で発表された2014年12月期第3四半期累計(2014年1月-9月)の単独業績は、売上高が前年同期比28.9%増の2,401百万円、営業利益が同49.1%増の466百万円、経常利益が同47.3%増の460百万円、四半期純利益が同54.2%増の303百万円と2ケタ増収増益となった。四半期ベースで見ても第3四半期は売上高が前年同期比33.0%増の874百万円、営業利益が同35.6%増の177百万円となり、過去最高を連続で更新している。 事業セグメント別売上高では、メディア部門が前年同期比35.7%増の1,580百万円、サービス部門が同17.6%増の821百万円といずれも好調に推移した。すべての事業で会員数が増加し売上が拡大したが、なかでもイベント事業が大きく伸びた。売上原価率が前年同期の10.4%から11.3%に上昇したが、これは原価率の高いイベント事業の売上構成比の上昇が要因となっている。また、販管費は専用イベント会場を3店舗出店(新宿三丁目、恵比寿アネックス、名駅)したほか、ラウンジ事業における新規出店(心斎橋店)を行ったことによる賃借料の増加や、人件費、広告費の増加などにより、前年同期比で22.5%増となったが、増収効果で吸収し、販管費率は72.8%から69.2%に低下した。この結果、売上高営業利益率は16.8%から19.4%へ上昇した。 事業別の会員数、動員数は下表のとおりで、いずれも順調に拡大している。特に伸びが大きい「ブライダルネット」は、「PARTY☆PARTY」や「Rush」など他サービスとの会員IDを統合し、ポータルサイトのプラットフォームを共通化したことによる効果が引き続き出ている。一方、イベント動員数に関しては、「PARTY☆PARTY」における専用イベント会場の増設効果に加えて、今年から8月のお盆休みにもイベントの開催を行った効果が出た。また、ラウンジ事業では会員数が順調に拡大していることに加えて、成婚数も前年比で2ケタ増と伸びていることも注目される。成婚数の増加は今後の会員数増加にもつながってくるためだ。 同業他社の業績が伸び悩む中で、IBJ<6071>の成長が続いている要因としては、婚活サービスを軸として、ユーザー層のニーズに合わせたサービスをネットとリアル店舗の両面から提供し、それぞれの事業でシナジーを享受できるビジネスモデルを構築していることが奏効していると言えよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲) 《FA》
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大手婚活サービス会社。結婚相談所「IBJメンバーズ」などの結婚相談所事業が主力。婚活・恋活マッチングアプリ、韓国語スクールの運営等も行う。加盟店含む結婚相談所数は4300超。直営店はオプション商品を拡充。 記:2024/08/29