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トライステージ Research Memo(8):「既存事業の再成長」という目標の達成は射程圏内へ

2014/11/18 17:16 FISCO
*17:16JST トライステージ Research Memo(8):「既存事業の再成長」という目標の達成は射程圏内へ ■成長戦略 (1)既存事業の再成長 「既存事業の再成長」では、主力のダイレクトマーケティング支援事業において、「営業力の強化」「商品力の強化」「コスト適正化」を進めている。 「営業力の強化」では、営業部に新たに新規顧客開拓専門の部署をつくったが、ナショナルクライアントも含めて、新規顧客を20社以上獲得するなど早速、その効果が出始めている。業種では健康食品や各種サービスの会員獲得を目的とした企業などが多い。また、営業プロセス管理の強化も着実に浸透してきている。従来の属人化した営業スタイルからの脱皮を図るため、営業情報の社内共有化を進め、営業プロセスの「見える化」を進めたことで、個々の営業能力の均質化が進み、営業力の強化につながっている。 「商品力の強化」では、放送枠データベースにより顧客へ最適な放送枠を提供する他、マーケティング予算配分最適化サービスの推進や、新たに立ち上げた制作部による、番組制作力の強化によって投資効果の高い番組制作につなげていく。 「コストの適正化」では、前述したように放送枠の仕入れ適正化や外注コストの適正化を進めていく。仕入放送枠に関しては不採算枠の整理がほぼ一巡したことで、量的には2015年2月期第2四半期が底となる見通しだ。逆に、今後出稿量が急増した際に、放送枠の調達をいかに効率的に進めていくかが課題となってこよう。 トライステージ<2178>ではこれら施策によって、既に売上総利益率は上昇傾向に入っていること、売上高に関しても新規顧客の開拓やマーケティング予算配分最適化サービスの導入効果などにより、2015年2月期第4四半期以降は成長トレンドが鮮明化するものと予想されることから、「既存事業の再成長」という目標の達成は射程圏に入ったと考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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