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ダイヤモンドダイニング Research Memo(6):M&Aによる規模拡大が成長をけん引、ブランドの集約・統合が一巡
2014/11/12 17:25
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*17:25JST ダイヤモンドダイニング Research Memo(6):M&Aによる規模拡大が成長をけん引、ブランドの集約・統合が一巡 ■決算動向 (1)過去の業績推移 ダイヤモンドダイニング<
3073
>の過去の業績を振り返ると、店舗数の拡大が同社の成長をけん引してきた。特に、M&Aによる規模拡大が出店ペースに拍車をかけてきた格好である。一方、2013年2月期から売上高の伸びが鈍化しているのは、不採算店舗の閉店やブランドマメジメント制導入に伴うブランドの集約及び統合により、店舗数が頭打ちになっていることが要因である。同社は、2014年2月期でブランド集約及び統合が一巡したことから、2015年2月期より再び高収益ブランドを軸として出店拡大を図る方針である。 利益面では、2010年2月期に過去最高の営業利益を達成し、営業利益率も6.9%の水準にあったものの、その後は既存店売上高の伸び悩みや業態変更に伴う費用増などにより低下傾向にあった。営業利益率は2013年2月期2.8%、2014年2月期2.9%と3%を下回っていたが、2015年2月期は採算性が向上し4.0%が見込まれている。 財務面では、財務基盤の安定性を示す自己資本比率は20~30%水準で推移している。有利子負債残高も高い水準にあり、今後の積極的な事業拡大を視野に入れれば、財務基盤の増強は中期的な課題としてあげられよう。一方、営業キャッシュフローが投資キャッシュフローを上回る状況が続いていることから現預金残高は増加傾向にあり、短期の支払い能力を示す流動比率も124.4%と懸念のない水準となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。カプセルホテルは営業を再開。26.2期営業利益40億円を目指す。 記:2024/04/30
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