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*11:39JST ムサシ---印刷機材が低調も文書のデジタル化事業が順調 ムサシ<7521>は11日、2015年3月期第2四半期（14年4-9月）決算を発表。売上高が前年同期比9.2％減の165.84億円、営業利益が同78.4％減の2.10億円、経常利益が同63.8％減の3.64億円、四半期純利益が同56.1％減の2.47億円だった。昨年7月の参議院選挙需要の反動減の影響を大きく受けた。 第2四半期は、印刷システム機材が印刷需要の低迷に加え消費増税に伴う反動減の影響で低調に推移。一方、情報・産業システム機材分野の「文書のデジタル化事業」は事業環境の好転により昨年実績を上回り、選挙システム機材においても地方選挙向け各種機材の販売が好調に推移している。 15年3月期通期については、売上高が前期比1.0％減の360.37億円、営業利益が同29.7％減の8.47億円、経常利益が同23.0％減の10.18億円、純利益が同11.0％減の6.77億円。文書のデジタル化事業（メディアコンバート事業）は、下半期も順調に推移する見通しで、官公庁からの大口案件を受注している。このほか、各事業とも概ね順調に推移する見通し。 なお、通期予想には、衆議院解散による選挙システム機材需要は織り込まれていない。このため、早期の解散が行われた場合は収益が大きく上振れることが予想される。 《TM》