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テラ Research Memo(7): 「バクセル(R)」を軸に2020年12月期には売上高150億円へ

2014/9/30 17:16 FISCO
*17:18JST テラ Research Memo(7): 「バクセル(R)」を軸に2020年12月期には売上高150億円へ ■成長戦略 テラ<2191>は2020年12月期に売上高15,000百万円を目標として掲げている。成長戦略としては、以下の4点が挙げられる。 ●樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の承認を目指す ●既存事業の拡大 ●海外への展開 ●先端医療周辺事業への展開 (1)「バクセル(R)」の承認取得を目指す 売上高目標15,000百万円のうち、「バクセル(R)」関連の売上高は約半分程度を想定している。前述したように、まずは膵がんを対象とした承認取得を目指している。膵がんは早期発見が難しく治療が困難で死亡率も高いため、「バクセル(R)」のニーズが最も高いとみられるためだ。 国立がん研究センターの予測では、国内において膵がんで亡くなる患者数は直近の年間2.9万人から、2020年には3.5万人を超えると予測されている。「バクセル(R)」が再生医療等製品として承認され保険適用されれば、患者の費用負担も大幅に緩和されることになり、需要も大きく拡大することが見込まれる。 「バクセル(R)」では新しい大量増幅培養技術(特許出願中)と効果の高いマルチペプチド(WT1クラスI改変ペプチド+ヘルパーペプチド)を使用し、高い確率で有効性が期待できる疾患を選別するためのエビデンスを構築していくことで、早期承認を目指していく方針だ。また、承認を目指していく段階において、医薬品メーカー等との契約締結の交渉も同時並行的に進めいく。どの段階において契約を結ぶかで、今後の治験費用や契約額、マイルストーン収入などの水準も変わってくるため、現段階での収益見通しは困難だが、少なくとも契約締結までは、治験費用などが先行する格好となる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27