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フォトクリエイト Research Memo(6):フォトクラウド事業が学校写真を中心とした教育領域の急伸で高成長

2014/9/22 17:14 FISCO
*17:14JST フォトクリエイト Research Memo(6):フォトクラウド事業が学校写真を中心とした教育領域の急伸で高成長 ■業績概要 (2)事業別動向 ○インターネット写真サービス事業 同事業の売上高は前期比5.4%増の2,438百万円となった。スポーツ領域で「東京マラソン2014」や「大阪マラソン2013」といった大型マラソン大会を中心に前期比5%増と堅調に推移したほか、教育領域で同8%増、文化領域で同3%増といずれの領域においても売上高が順調に拡大した。 イベント掲載数に関しては比較的小型案件を中心に件数が増加したことで、前期比10.5%増の13,705件となった。ただ、四半期ベースの動きで見ると第3四半期以降、前年同期比伸び率で1ケタ台に鈍化してきており、やや成長スピードが足元で鈍化してきた点には留意する必要があろう。 ○フォトクラウド事業 同事業の売上高は前期比30.4%増の625百万円と引き続き高成長となった。特に、学校写真を中心とした教育領域が前期比74%増と急伸したことが大きい。これは契約写真事業者数の拡大(前期比310社増の1,149社)に加えて、契約事業者1社当たりでインターネット販売を導入する学校数(幼稚園・保育園含む)が、前期の1.12校から当期は1.43校まで上昇した効果が大きい。当初の計画では1.48校までの拡大を見込んでいたが、保守的な写真事業者も多く、想定よりは下回る格好となった。なお、フォトクリエイト<6075>と契約する写真事業者の取引先学校数は概算で2,500校程度あるとみられており、既存契約先だけで、7倍超の成長ポテンシャルが期待できることになる。 学校現場においては、運動会や遠足など年間行事における写真販売をEC化することで、先生の負担が大幅に軽減できるなどメリットも大きいことから、今後はネット販売にシフトしていくことが予想される。現在、学校写真のEC化率は7~8%程度の水準とみられており、成長余地が大きいことから同社では学校写真分野への取り組みを今後、強化していく方針を打ち出している。 一方、ウェディング領域についても売上高は前期比3%増と堅調に推移した。Webサイト「グロリアーレ」に掲載した挙式組数は約34,000組と前期の約30,000組から順調に拡大し、全国の結婚式事業者や婚礼写真会社との取引拡大を進めている。 ○広告・マーケティング支援事業 同事業の売上高は前期比61.5%増の68百万円となった。自社Webサイト上のディスプレイ広告収入や、大型マラソン大会におけるタイアップ広告など継続案件なども増えてきており好調に推移した。また、データベースを活用した新たなマーケティング支援事業を進めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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時価総額 2,969百万円
スポーツ大会などでプロが撮影した写真をネットで販売するインターネット写真サービスが主力。写真館向けフォトクラウド事業やマーケティング支援も。17.6期は新プラットフォームの準備。16年10月に上場廃止。 記:2016/12/30