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*08:50JST 森永乳---第1四半期減益もチーズやアイスクリームが前年実績を上回る、アロエステロールの新美肌成分を発見 森永乳業<2264>は乳業大手であり、牛乳やヨーグルト、デザート、クリープ・練乳製品、チーズ・バター、育児・栄養食品のほか、宅配サービスや健康食品、介護食、流動食、衛生管理用装置などを手掛けている。1917年に日本煉乳株式会社として創業。2017年には100周年を迎える。 足元の業績では、2015年3月期第1四半期（4-6月）決算は、売上高が前年同月比ほぼ変わらずの1537.17億円、営業利益が同52.5％減の20.98億円、経常利益が同49.7％減の23.64億円、四半期純利益が同68.9％減の9.03億円だった。単体の売上高は、ヨーグルト、粉乳、乳飲料などが前年同期実績を下回ったが、チーズやアイスクリーム、牛乳類などが前年同期実績を上回っている。一方で、連結子会社の売上高は前年同期実績を下回ったことから、微減に。 15年3月期については、売上高が前期比1.0％増の6050.00億円、営業利益が同5.2％増の126.00億円、経常利益が同4.9％増の130.00億円、純利益が同24.0％増の60.00億円とする期初計画を据え置いている。 なお、研究開発分野では、2003年より継続してきたアロエに関する研究の成果として、アロエベラに含まれる特定成分「アロエステロール」が、経口摂取された後、吸収され、血中に移行することや、皮膚真皮内の「線維芽細胞」に直接働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を増やすことを確認。 さらに、アロエステロールの摂取により、保湿やシワの改善効果、紫外線による表皮の肥厚を抑制する効果を確認し、肌のごわつき・くすみを予防したり、たるみを改善するなど、さまざまな肌の悩みに対して幅広い効果が期待できることが分かったとの研究成果を発表。 《FA》