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注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自動車、村田製作所、ミクシィなど

2014/7/29 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自動車、村田製作所、ミクシィなど 日産自動車<7201>:1018.5円(前日比+17.0円) 年初来高値を更新。前日に発表した第1四半期決算が評価材料視されている。営業利益は1226億円で前年同期比13%増益となり、市場コンセンサスレベルの1050億円、先の観測報道1100億円強を上回る形になっている。欧米での販売増や購買原価の低減などが好業績の背景となっているもよう。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1000円から1350円に引き上げへ。欧米の改善を評価、今期以降は収益改善が本格化していくとみているもよう。 村田製作所<6981>:9876円(同+32円) 反発。4-6月期営業利益は360億円程度となり、前年同期比45%増になったもようとの観測報道が伝わっている。中国メーカーなど販路拡大が奏効、「サムスンショック」が緩和される格好になったようだ。市場予想320-330億円レベルを上回る状況に。一方、TDK<6762>は売りが先行する展開。観測報道数値90億円強は100億円レベルの市場コンセンサスを下回っている。 オムロン<6645>:4390円(同+130円) 大幅に3日続伸。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」、目標株価5100円で新規にカバレッジを開始している。新興国におけるオートメーション化進展の恩恵が大きいこと、ヘルスケア事業や環境事業での成長ポテンシャルが高いこと、今期会社予想は上振れの公算が強いこと、強固な財務体質と積極的な株主還元などを評価しているようだ。前期に6期ぶり最高益を更新した営業利益は今期も連続増益を続ける予想と。 岩谷産業<8088>:819円(同+37円) 急反発。圧縮機のない水素供給装置の開発を目指すと伝わっていることが期待材料視される格好になっている。コストのかかる圧縮機を不要にすることで、水素ステーションの整備進展につながっていくとの期待感が先行する展開に。燃料電池車の市場拡大期待から、オーバル<7727>や菱化工機<6331>など、燃料電池関連銘柄全般への関心再燃にもつながる状況となっている。 日本バルカー工業<7995>:330円(同+40円) 急伸。空気マグネシウム電池の発電能力を3倍に高められる正極材を開発したと報じられている。この電池を組み込んだ装置の商品化を進める計画であり、15年度に10-12億円規模の売上を目指すようだ。新電池のテーマ性は依然として高く、個人投資家を中心に関心の高まりやすい状況が続いている。 きんでん<1944>:1142円(同+67円) 大幅高で年初来高値を更新。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は23.8億円、前年同期比12.5%増益となった。通期計画は2ケタ減益予想であり、順調なスタートを切る格好になっている。単体の粗利益率が大幅に改善して好業績の背景に。また、受注高も前年同期比22%増と好調、営業停止措置に対する過度な警戒感なども後退する方向へ。 カルナバイオ<4572>:975円(同+147円) ストップ高。同社と国立がん研究センターとの共同研究において創出したTNIKキナーゼ阻害薬の特許出願に関して、日本国特許庁から特許査定通知を受領したと発表したことが材料視されている。TNIKキナーゼは、ガンの発生や幹細胞の維持に深く関与していると考えられている Wntシグナル伝達経路において重要な役割を果たしているキナーゼタンパク質の1つと。 アバント<3836>:1583円(同+89円) 買い優勢。前期営業利益を9.0億円から10.9億円へ、最終利益を4.4億円から6.2億円へとそれぞれ上方修正したことが好材料視されている。4月にも前期業績を上方修正していたが、第4四半期においても売上が予想以上に堅調に推移した。同時に、期末の配当予想を1株当たり17円から27円へと引き上げたことも前向きに評価されている。 さくら<3778>:580円(同+65円) 買い先行。第1四半期決算と同時に、上期の営業利益見通しを2.5億円から3.3億円へと上方修正したことが好感されている。VPS・クラウドサービスが順調に推移しているほか、経費の一部が発生しないことやコスト削減効果などが寄与するもよう。なお、4-6月期営業利益については、前年同期比5.2%増の2.2億円で着地している。 ミクシィ<2121>:5200円(同+590円) 連日で分割考慮後の上場来高値を更新。ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク(モンスト)」の利用者は増加が続く中で、中間決算に向けた先回りの動きが強まっているようだ。今期営業利益は前期比で約21倍の100億円と大幅な増益が計画されており、4-6月期についても好決算期待が高まる状況。なお、4-6月期営業利益のコンセンサスは30億円前後が見込まれている。 《KO》
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