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健康CP Research Memo(5):顧客満足度の高さを反映しRIZAPの会員数は右肩上がりで推移

2014/7/11 18:32 FISCO
*18:33JST 健康CP Research Memo(5):顧客満足度の高さを反映しRIZAPの会員数は右肩上がりで推移 ■成長けん引役が期待されるRIZAP事業 ・高収益のパーソナルトレーニングジム 成長著しい健康コーポレーション<2928>の中でも特に注目されるのがRIZAP事業だ。これは子会社のRIZAPが運営するパーソナルトレーニングジムだ。通常のフィットネスジムは、入会金+月会費+物販という収入構成であるが、会員の目的はバラバラで、各自が自由に来場してジムワークをこなし、勝手に帰っていくという流れであった。ジムのアピールポイントは立地(通いやすさ、イメージ等)や料金の安さに主眼が置かれていた。 RIZAPは会員の目的を明確化(ダイエット、筋力増強など)し、その目的を2~3か月という時間軸で実現できるようなプログラムを組んで、完全マンツーマンかつ個室で指導する、というスタイルである。トレーニングは完全予約制で、目的をもって来場することが基本になるので、立地における利便性は重要なポイントではない。また、「マンツーマン」、「個室」、「ミッション実現に向けての食事指導」などの価値を付加して、2か月間税別298,000円(及び入会金税別50,000円)という価格設定を行っている。 RIZAPはその価格設定にも関わらず、新規入会者の累計数は12,000人を超え(2014年3月末現在)、RIZAPの月商は400百万円に到達した(2014年3月期の平均月商)。それだけの新規入会者獲得のために、当然広告宣伝費を大量に投入しているものの、経費構造の違いで収益性(売上高営業利益率)は大手フィットネス企業よりもはるかに高い状況にあるとみられる。 重要なポイントは、稼働人数が右肩上がりに増加し続けているということだ。基本的には2か月単位で新規入会してくる人が多いため、2か月後に脱落する人が多ければ、稼働人数は頭打ちになるはずである。実際には、右肩上がりで推移しているということは、当初の2か月間終了後も継続契約しているということであり、これはRIZAPの提供している価値に対する顧客満足度の高さを表しているといえる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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時価総額 136,273百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27