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ラクーン Research Memo(3):売掛債権保証事業は保証残高が拡大、ポテンシャルも大きい

2014/7/8 18:15 FISCO
*18:16JST ラクーン Research Memo(3):売掛債権保証事業は保証残高が拡大、ポテンシャルも大きい ■事業概要 (2)売掛債権保証事業 ラクーン<3031>が2010年11月に子会社化したT&Gが手掛ける売掛債権保証事業は、顧客企業の取引先の売掛債権を保証し、仮に取引先が支払い不能に陥った場合には、あらかじめ設定した保証金額を顧客に支払うサービスである。顧客にとっては一定の保証料を払うことで、貸し倒れリスクをヘッジすることになる。貸し倒れリスクなども考慮してあらかじめ設定された保証料率に基づいた保証料が売上高として計上されることになる。なお、保証期間で毎月按分した額が保証料収入として計上されるため、保証残高に連動するストック型ビジネスと言える。 2014年4月末の保証残高は4,688百万円と右肩上がりに拡大している。保証引受先の業種別構成比では、卸売・小売業が43.4%と最も大きく、次いでサービス業19.6%、建設業13.7%、製造業13.2%の順となっている。また、年商規模では5,000百万円以下の中小企業が半分以上を占めており、1件当たりの保証額としても比較的小口案件が多いことが特徴となっている。顧客獲得に当たっては、自社で開拓を行うほか、提携代理店(金融機関等)経由での顧客紹介も最近は増加してきている。 競合会社としては、専業でイー・ギャランティ<8771>があるが、その他には損害保険会社やメガバンク系のファクタリング会社などがある。ただ、中小企業向けの売掛保証サービスに関してはまだ競合も少なく、成長ポテンシャルは大きいとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
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