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ラクーン Research Memo(1):主力2事業の成長と「COREC」など新規事業の収益化に注目

2014/7/8 18:13 FISCO
*18:13JST ラクーン Research Memo(1):主力2事業の成長と「COREC」など新規事業の収益化に注目 ラクーン<3031>は、アパレル・雑貨業を中心とした中小小売店向けBtoB(企業間取引)サイト「スーパーデリバリー」を運営する。子会社トラスト&グロース(以下T&G)で展開する売掛債権保証事業が第2の収益柱として成長。 2014年4月期の連結業績は売上高が前期比4.6%増、経常利益が同40.8%増と増収増益となった。主力のEC事業が「スーパーデリバリー」の会員小売店の増加並びに取引高の拡大によって前期比4.1%増収と堅調だったことに加え、売掛債権保証事業も前期比18.7%増収と好調に推移したことが主因だ。 2015年4月期も主力2事業の成長により増収増益が続く見通し。「スーパーデリバリー」では、質の高い出展企業の獲得が進んでいるほか、サイトの利便性が向上していることもあって、取引高の一段の拡大が見込まれる。また、2014年3月から新規事業としてスタートしたクラウド受発注ツール「COREC」の動向が注目される。BtoBにおける受発注処理業務の簡素化につながるため、企業の導入メリットも大きいと言えよう。また、同サービスは広告費を掛けずに会員企業を増やす仕組みを作っている点も注目される。現在は無料サービス期間中で、2014年9月から有料化する予定となっている。既に600社を超える企業が同ツールを利用しており、今後の普及拡大が期待される。 企業間取引におけるEC化率の上昇を追い風に、「スーパーデリバリー」の規模拡大が進むほか、掛売り決済代行サービスの「Paid」や、「COREC」などの新規事業が相次いで収益化してくることで、収益基盤もより一層強固なものとなっていくことが予想される。なお、配当金に関しては配当性向で20%程度の水準を目途としており、今後も収益拡大による配当成長が期待される。 ■Check Point ・14/4期は過去最高の経常利益を連続更新、主力2事業とも好調 ・EC化率上昇を追い風にスーパーデリバリーが今後も成長へ ・CORECは順調に会員数拡大、課金開始で早期収益化の可能性も (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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時価総額 16,704百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09