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注目銘柄ダイジェスト(前場):フジタコーポ、東邦鉛、AndDoなど

2024/12/19 11:42 FISCO
*11:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):フジタコーポ、東邦鉛、AndDoなど フジタコーポ<3370>:294円(+74円) 一時ストップ高。株主優待制度の新設を発表している。3月末100株以上の保有株主に対して、1000円分のWEBクーポンを贈呈する。同社の商品やサービスに触れることで事業への理解を深めてもらうこと、株式への投資の魅力を高めて多くの投資家に株式を中長期的に保有してもらうことなどを優待新設の目的としている。投資家層の拡大を期待する動きが先行の形に。 フジHD<4676>:1839.5円(+104円) 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2010円から2420円に引き上げている。同社は放送局5社の中で最も非地上波広告事業の売上比率が高く、中期的な地上波広告事業の減収影響を受けづらいと考えているもよう。現在の株価には、非地上波広告事業の売上拡大に伴う利益拡大は十分に織り込まれていないと判断。自己株式取得の定量目標の発表なども今後の注目点としているようだ。 東邦鉛<5707>:592円(-148円) 一時ストップ安。投資ファンドのアドバンテッジパートナーズなどを引受先とした第三者割当増資で、計75億円を調達すると発表している。市況変動や高コストな鉱山運営で財務体質が悪化しており、増資によって財務基盤を改善するほか、資源事業の撤退など不採算事業の整理や希望退職にも取り組んでいく計画のようだ。潜在的な議決権の希薄化は約299.8%となるもようで、ネガティブ視する動きにつながっている。 AndDo<3457>:1116円(+150円) ストップ高。第一生命HDとの資本・業務提携が発表されている。第一生命HDが自己株式処分による第三者割当増資などを引き受けて15.73%の出資比率となり、持ち分法適用会社とするもよう。出資額は非公表であるが、数十億円程度とみられているようだ。自己株式の処分に向けて、同社では発行済み株式数の5.29%に当たる105万3000株、14億円を上限とする自社株買いを実施する。 平和<6412>:2439円(+297円) 大幅反発。ゴルフ場国内最大手のアコーディア・ゴルフを5100億円で買収すると発表している。親会社の全株式を米投資ファンドのフォートレスから取得する。買収資金は銀行からの借り入れで全額賄い、25年1月末の株式取得を予定している。子会社と合わせると世界最大級のゴルフ場会社となるもよう。業績を単純合算すると、売上高、営業利益は現在の2倍程度の水準となる。資金負担は懸念されるが、業容拡大を評価の動きが先行している。 カイオム<4583>:271円(-10円) 反落。18日の取引終了後に中外製薬との委託研究取引基本契約の契約期間を延長したことを発表したが、地合いの悪さ押され、売りが優勢となっている。同社は中外製薬との間で、委託研究取引基本契約書の変更覚書を締結し、中外製薬からの委託業務を遂行することを規定した2011年6月30日付原契約における契約期間(前回の延長:2021年10月18日開示、2024年12月31日まで)を更に延長した。 くすりの窓口<5592>:1465円(+103円) 続伸。25年3月期の業績予想について、売上高を100.00億円から105.00億(5.0%増)へ、経常利益を14.85億円から16.34億円(10.0%増)へ上方修正した。メディア事業のオンライン服薬指導が備わった商品の追加導入が増えたことと、基幹システム事業で補助金交付対象である機能を追加したことにより顧客からの需要が増加したことで、売上高が当初予測を上回る見込みとなったとしている。あわせて、期末一括配当を従来計画の14円から15.4円(前期は無配)に増額修正した。 アストロスケール<186A>:766円(-17円) 買い先行も伸びきれず反落。ISSAミッションであるISSA-J1について、フェーズ2への移行が決定したことを発表している。ISSA-J1は、大型の衛星を対象デブリとした近傍での撮像・診断ミッション。同プロジェクトは3つの事業フェーズに分けられており、事業期間は28年3月までを予定している。フェーズ1では、予定していたスケジュール通り、フェーズ2以降に向けた準備段階となる基本設計審査(PDR)を実施し完了した。フェーズ2では、詳細設計や衛星組立、地上試験、運用準備等を予定している。 《ST》
関連銘柄 8件
787
12/19 15:30
+4(0.51%)
時価総額 91,861百万円
衛星運用終了時のデブリ化防止向けサービス、既存デブリの除去サービス、衛星寿命延長サービスなど軌道上サービス事業を展開。顧客は政府機関が中心。RPO技術が強み。全額拠出案件積み上げによる収益性改善図る。 記:2024/10/21
3370 東証スタンダード
272
12/19 15:30
+52(23.64%)
時価総額 928百万円
北海道地盤の外食フランチャイジー。ミスタードーナツ、モスバーガーなどをFC展開。オリジナルブランド「かつてん」、チーズ・ハム等の製造・販売も。オリジナルブランド事業では季節限定商品の開発などに取り組む。 記:2024/10/11
3457 東証プライム
1,116
12/19 15:30
+150(15.53%)
時価総額 22,216百万円
不動産売買仲介「ハウスドゥ」をFC中心に展開。ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が柱。リフォーム事業、リバースモーゲージ保証事業等も。リバースモーゲージ保証は保証件数が1600件超と拡大傾向。 記:2024/08/30
273
12/19 15:30
-8(-2.85%)
時価総額 14,371百万円
理化学研究所発の創薬基盤技術型バイオベンチャー。パイプラインにがん治療用抗体「CBA-1205」など。独自の創薬基盤技術「ADLibシステム」が核。創薬支援事業では新規顧客開拓で収益基盤の強化図る。 記:2024/11/11
1,858
12/19 15:30
+122.5(7.06%)
時価総額 435,134百万円
フジテレビジョンが中核の持株会社。ニッポン放送、ポニーキャニオン、サンケイビルなども傘下に持つ。ドラマ、バラエティー番組で実績。配当性向40%目標。フジテレビジョンでは番組コンテンツの強化等に注力。 記:2024/07/08
5592 東証グロース
1,459
12/19 15:30
+97(7.12%)
時価総額 16,020百万円
国内最大級の薬局・ドラッグストア検索サイト「EPARKくすりの窓」、国内最大級の医薬品売買のマッチングサイト「みんなのお薬箱」の運営等を行う。メディア事業では処方箋ネット受付の認知度向上などに注力。 記:2024/08/09
5707 東証プライム
590
12/19 15:30
-150(-20.27%)
時価総額 8,016百万円
1937年創業の非鉄金属メーカー。鉛で国内トップシェア。亜鉛は国内シェア3位。環境・リサイクル事業、電子部材・機能材料事業、資源事業等も。鉛事業ではリサイクル原料比率の引き上げによる生産増強を図る。 記:2024/07/26
6412 東証プライム
2,410
12/19 15:30
+268(12.51%)
時価総額 240,540百万円
パチンコ・パチスロ機大手。子会社にパチスロ大手のオリンピアやゴルフ場運営のパシフィックゴルフマネージメント。遊技機事業は知的財産(IP)を活用した新機種を投入、スマート化も進め復調傾向。ゴルフ場は堅調維持。 記:2024/06/30