マーケット
12/16 15:15
39,457.49
-12.95
43,828.06
-86.06
暗号資産
FISCO BTC Index
12/17 1:47:23
16,411,116
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:関心はプライム市場に向かい、新興市場は静かな相場展開に

2024/12/7 14:50 FISCO
*14:50JST 新興市場見通し:関心はプライム市場に向かい、新興市場は静かな相場展開に   ■プライム市場の大型株が買われ売り優勢の展開 今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+2.31%だったのに対して、グロース市場指数は-1.59%、グロース市場250指数は-1.05%と新興市場の弱さが目立った。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画に絡んだ外国人投資家による買い観測で、プライム市場の大型株が買われた一方、幕間つなぎの買いで上昇していたグロース市場は、売り優勢の展開となった。75日移動平均線(75MA)を下回ったグロース市場250指数は、週末、25日移動平均線(25MA)水準まで下落した。 時価総額上位銘柄では、11月末の急騰後、売りが続いたQPS研究所<5595>は9月以来の水準まで下落したほか、アストロスケールHD<186A>も弱く、宇宙関連銘柄の下げが目立った。一方、三菱UFJ<8306>によるTOB実施を受けて、ウェルスナビ<7342>がTOB価格1950円にさや寄せ。証券会社のポジティブなレポートを材料に、Buysell Tech<7685>が買われた。4日にグロース市場と福岡Qボードに上場したTMH<280A>の初値は、公開価格を41.9%上回る2128円となった。 ■新興市場に関心は向かいにくいか 来週は、12月の先物・オプション特別清算(SQ)値が週末に算出されることから、プライム市場中心の相場展開となり、新興市場に関心は向かいにくく、商いは減少しそうだ。売買代金は今週末にかけて減少しており、1000億円ほどにとどまっている。SQ通過後は、海外投資家の多くがクリスマス休暇入りするため、個人投資家中心の相場展開となり、新興市場に投資資金が向かう可能性はあるが、来週は我慢といったところか。 売買代金が膨らまないことから、物色の対象は今週物色された銘柄や材料のある銘柄に限定されよう。年初来高値に迫っているBuysell Techは、高値更新すれば需給面を材料視した買いも期待できる。週末に、海外マネーが流入している銘柄として同社が取り上げられたことも好材料。同記事で、GENDA<9166>、Finatext HD<4419>、シェアリングテクノロジー<3989>、AnyMind<5027>、ステラファーマ<4888>、セルシード<7776>も取り上げられていることから、これらの銘柄にも注目したい。 来週は、9日にエネルギーデータをAIで解析する事業を手掛けるインフォメティス<281A>、12日に医療法人の経営支援を手掛けるユカリア<286A>、13日にブランドバッグのサブスクリプション型シュエアリング事業を手掛けるラクサス・テクノロジーズ<288A>が、それぞれグロース市場に上場する。12月は18社の上場が予定されていたが、17日上場予定だったファイントゥデイHD<289A>が上場中止となったことから17社上場となる。 《FA》
関連銘柄 12件
774
12/16 15:30
-45(-5.49%)
時価総額 90,344百万円
衛星運用終了時のデブリ化防止向けサービス、既存デブリの除去サービス、衛星寿命延長サービスなど軌道上サービス事業を展開。顧客は政府機関が中心。RPO技術が強み。全額拠出案件積み上げによる収益性改善図る。 記:2024/10/21
280A グロース、福Q
1,422
12/16 15:30
+21(1.5%)
時価総額 -百万円
主に半導体工場向けに半導体製造トータルソリューション事業を展開。越境ECサイト「LAYLA-EC」は2018年4月に開設し、世界のサプライヤー200社超がサイトに登録している。また、工場で不要となった旧型半導体製造装置の売却を支援する競売プラットフォームシステム(「LAYLA-Auction」)を2023年7月に開設。 記:2024/10/31
1,018
12/16 15:30
+30(3.04%)
時価総額 23,662百万円
暮らしのお困りごと事業を展開。日常生活の困りごとを解決するプラットフォームサイト「生活110番」、「電気工事110番」等を運営。約6700の加盟店と提携。集客力の向上、加盟店ネットワークの拡充等に注力。 記:2024/10/07
1,044
12/16 15:30
-1(-0.1%)
時価総額 53,379百万円
Finatext、ナウキャスト、スマートプラスなどを傘下に収める持株会社。金融インフラストラクチャ事業、フィンテックソリューション事業等を展開。保険基幹システム「Inspire」の機能拡充などに注力。 記:2024/09/01
4888 東証グロース
529
12/16 15:30
-11(-2.04%)
時価総額 18,004百万円
がんの治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いるホウ素薬剤の開発、製造・販売等を行う。ステラケミファの持分法適用関連会社。27.3期売上高16.5億円目標。BNCTの認知度向上等に取り組む。 記:2024/08/06
1,017
12/16 15:30
-28(-2.68%)
時価総額 60,315百万円
インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」、パブリッシャーグロースプラットフォーム「AnyManager」などを手掛ける。D2C・Eコマース事業はM&Aによって事業基盤が拡大。 記:2024/08/19
5595 東証グロース
1,139
12/16 15:30
+7(0.62%)
時価総額 42,148百万円
小型SAR衛星の開発製造や運用、SAR画像データの販売等を行う。展開式パラボラアンテナの開発で低コスト化に成功。国内官公庁向け販売比率が高い。24年8月に小型SAR衛星QPS-SAR8号機の打上げが成功。 記:2024/10/26
7342 東証グロース
1,944
12/16 15:30
±0(0%)
時価総額 115,314百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
5,560
12/16 15:30
+70(1.28%)
時価総額 81,276百万円
総合リユース買取サービス「バイセル」、総合買取サロン「TIMELESS」等を展開。着物やブランド品、時計等を出張訪問中心に買い取る。グループ店舗数は350店超。販売チャネルの拡大、最適化などに取り組む。 記:2024/10/25
7776 東証グロース
448
12/16 15:30
-22(-4.68%)
時価総額 15,526百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業は海外で拡大。研究開発費増が重し。継続前提に重要事象。 記:2024/11/16
1,857
12/16 15:30
+7.5(0.41%)
時価総額 24,664,665百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9166 東証グロース
2,817
12/16 15:30
-155(-5.22%)
時価総額 215,951百万円
GiGO等のアミューズメント施設、カラオケチェーン「カラオケBanBan」の運営等を行うエンタメ・プラットフォーム事業が柱。エンタメ・コンテンツ事業も。アミューズメントは積極的な新規出店、M&Aに注力。 記:2024/10/05