マーケット
11/12 15:15
39,376.09
-157.23
44,293.13
+304.14
暗号資産
FISCO BTC Index
11/13 4:59:09
13,726,751
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

「トランプ・トレード」優勢で一時39600円を回復【クロージング】

2024/11/6 16:20 FISCO
*16:20JST 「トランプ・トレード」優勢で一時39600円を回復【クロージング】 6日の日経平均は大幅続伸。1005.77円高の39480.67円(出来高概算24億5000万株)で取引を終えた。米大統領選の開票が進むなか、トランプ前大統領の勝利を見込んだ買いが次第に優勢となった。また、為替市場でも「トランプ・トレード」からドル買い・円売りが進み、1ドル=154円台まで円安が進んだことも投資マインドを上向かせた。また、米株価指数先物もプラス圏で推移していることもあり、大統領選通過後の先高期待が一段と高まる格好になった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行、機械、その他製品、保険など27業種が上昇。一方、海運、水産農林、電気ガス、倉庫運輸など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、東エレク<8035>が堅調だった半面、ホンダ<7267>、メルカリ<4385>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>が軟化した。 前日の米国市場で主要株価指数が上昇し、なかでも半導体株の強い動きが目立つなか、朝方は半導体関連株などを中心に買われた。また、米大統領選では、激戦州でトランプ氏優勢との報道が伝わると、「トランプ・トレード」が再開された。トランプ氏の政策を先取りする動きもみられ、造船や鉄鋼、機械などにも値を上げる銘柄が目立った。日経平均は後場取引開始後ほどなくして、39664.53円まで上値を伸ばし、心理的な節目の39500円台を上回る場面があった。 トランプ氏の返り咲きを織り込む形で大きく上昇したが、規制緩和や法人税減税といった好材料ばかりを織り込んだに過ぎず、今後は対中関税強化など負の面がクローズアップされる可能性もあり、手放しで喜べない状況にある。当面は政策期待から買い優勢の相場展開が見込まれるが、次第に悪材料を織り込みにいくことも想定しておく必要はありそうだ。もっとも、足もとでは積極的な売買は手控えられていたこともあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。大統領選通過後は米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているが、これらイベント通過後は物色意欲が高まりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4385 東証プライム
1,811.5
11/12 15:30
-36.5(-1.98%)
時価総額 297,139百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
6645 東証プライム
5,400
11/12 15:30
-49(-0.9%)
時価総額 1,113,723百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
2,071
11/12 15:30
+43(2.12%)
時価総額 4,025,734百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,514
11/12 15:30
-310(-3.16%)
時価総額 7,289,065百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7267 東証プライム
1,383.5
11/12 15:30
+4(0.29%)
時価総額 7,304,880百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8035 東証プライム
22,605
11/12 15:30
-655(-2.82%)
時価総額 10,661,264百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9843 東証プライム
17,555
11/12 15:30
+45(0.26%)
時価総額 2,009,047百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,880
11/12 15:30
+400(0.81%)
時価総額 15,872,863百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,409
11/12 15:30
-104(-1.09%)
時価総額 13,831,183百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17