マーケット
11/7 15:15
39,381.41
-99.26
43,988.99
+259.65
暗号資産
FISCO BTC Index
11/10 19:43:17
12,147,298
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計への警戒強く一進一退

2024/9/6 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~米雇用統計への警戒強く一進一退 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日続落、米雇用統計への警戒強く一進一退 ・ドル・円は下げ渋り、米金利を注視 ・値下り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はダイキン<6367> ■日経平均は4日続落、米雇用統計への警戒強く一進一退 日経平均は4日続落。前日比89.04円安(-0.24%)の36568.05円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。 5日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は219.22ドル安(-0.54%)の40755.75ドル、ナスダックは43.36ポイント高(+0.25%)の17127.66、S&P500は16.66ポイント安(-0.30%)の5503.41で取引を終了した。民間の雇用統計となるADP雇用統計の8月分が想定外に弱く労働市場や景気の減速を懸念した売りに、寄り付き後、下落。その後、8月ISM非製造業景況指数が予想外に改善したため景気減速懸念が後退し、相場は下げ止まった。ただ、6日に発表予定の米雇用統計を警戒した手仕舞い売りにおされ、ダウは続落し、下げ幅を拡大。ナスダックは半導体メーカーのエヌビディアの反発が支え、小幅上昇し、まちまちで終了した。 米国株が高安まちまちだったものの、足元の下落に対する反発が先行し、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。年金と思われる買い観測は根強く、日経平均は36898.28円まで上昇したが、為替の円高進行などが重しとなり上げ幅を縮小。今晩の米雇用統計への警戒感も高いことから積極的な売買は手控えられて、前日終値水準でのもみ合いとなった。 日経平均採用銘柄では、証券会社のネガティブなレポートを受けてJFEホールディングス<5411>が売られたほか、三菱重<7011>、川崎重<7012>など防衛関連銘柄の一角も安い。このほか、日立<6501>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、SMC<6273>、レーザーテック<6920>などが下落した。 一方、年初来安値を連日で更新していた資生堂<4911>がテクニカルリバウンドと見られる買いが入ったほか、明治ホールディングス<2269>、イオン<8267>、ニトリHD<9843>など円高メリット銘柄の一角が上昇。このほか、テルモ<4543>、清水建設<1803>、積水ハウス<1928>、花王<4452>、ファーストリテ<9983>などが買われた 業種別では、電気機器、機械、鉄鋼、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落した一方、電気・ガス業、精密機器、倉庫・運輸関連業、建設業、小売業などが上昇。 後場の東京市場は、今晩の米雇用統計に対する警戒感が非常に強まっていることから様子見姿勢が強まり、日経平均は前日終値水準を挟んだもみ合いとなろう。為替が円高ドル安に振れやすくなっていることで、為替の円高進行に伴う日経平均一段安の可能性はあるが、比較的、東京時間の為替は小動き推移となるケースが続いているので、後場の日経平均一段安の可能性は低いと見る。 ■ドル・円は下げ渋り、米金利を注視 6日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。早朝はドルの買戻しが先行し、一時143円48銭まで値を上げた。その後、日経平均株価は高寄り後に失速すると、円買いに下押しされ143円10銭まで下落。ただ、米10年債利回りは底堅く、ドル売りを弱めた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円10銭から143円48銭、ユーロ・円は159円01銭から159円40銭、ユーロ・ドルは1.1108ドルから1.1114ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・カラダノート<4014>、マーキュリー<5025>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はダイキン<6367> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・7月家計支出:前年比+0.1%(予想:+1.2%、6月:-1.4%) 【要人発言】 ・クールズビー米シカゴ連銀総裁 「経済データは複数回の利下げを正当化」 「労働市場に関するさらなる警告サインがみられた」 ・小泉進次郎元環境相 「(自民党総裁選への立候補にあたり)直ちに経済対策の検討を指示する」 「首相に選出されれば、できるだけ早期に衆院を解散」 <国内> ・14:00 7月景気動向指数・先行速報値(予想:109.4、6月:109.0) <海外> ・15:00 独・7月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、6月:+1.4%) ・15:00 独・7月貿易収支(予想:+209億ユーロ、6月:+204億ユーロ) 《CS》
関連銘柄 20件
1803 東証プライム
1,031
11/8 15:30
-26.5(-2.51%)
時価総額 812,959百万円
1804年創業の大手ゼネコン。麻布台ヒルズ(土木)などで施工実績。チャンギ国際空港第3ターミナルなど海外でも実績多数。日本道路などを傘下に持つ。建設事業は生産体制の再構築などで収益力向上を目指す。 記:2024/10/10
1928 東証プライム
3,656
11/8 15:30
-1(-0.03%)
時価総額 2,503,201百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
2269 東証プライム
3,465
11/8 15:30
-40(-1.14%)
時価総額 1,028,201百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
4014 東証グロース
517
11/8 15:30
-8(-1.52%)
時価総額 3,299百万円
妊娠・出産・育児支援アプリやヘルスケアアプリ、企業向け集客支援サービス等を手掛ける。陣痛間隔計測アプリで国内トップシェア。「かぞくのクルマ」の提供を開始。独自のテレマーケティングAIアシスタントを開発。 記:2024/05/10
4452 東証プライム
6,305
11/8 15:30
-169(-2.61%)
時価総額 2,937,500百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4543 東証プライム
3,044
11/8 15:30
+64.5(2.16%)
時価総額 4,537,682百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
2,959
11/8 15:30
-223(-7.01%)
時価総額 1,183,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5025 東証グロース
781
11/8 15:30
+100(14.68%)
時価総額 2,143百万円
不動産マーケティングプラットフォーム「Realnet」の運営を行う。独自のデータベースが強み。Webマーケティングやシステムの受託開発等も。採用等の先行投資を継続。デジタルマーケティング事業は順調。 記:2024/06/11
5411 東証プライム
1,817
11/8 15:30
-71(-3.76%)
時価総額 1,161,859百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6273 東証プライム
67,420
11/8 15:30
-450(-0.66%)
時価総額 4,542,018百万円
空気圧制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器、温調機器等の製造・販売を行う。空気圧機器で世界トップシェア。豊富な品揃えなどが強み。千葉県柏市の新技術センターは25年9月に完成予定。 記:2024/10/04
6367 東証プライム
19,530
11/8 15:30
-525(-2.62%)
時価総額 5,724,516百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6501 東証プライム
4,053
11/8 15:30
+83(2.09%)
時価総額 18,792,014百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6861 東証プライム
68,500
11/8 15:30
+1,260(1.87%)
時価総額 16,659,748百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
20,050
11/8 15:30
+150(0.75%)
時価総額 1,890,434百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7011 東証プライム
2,329
11/8 15:30
+73(3.24%)
時価総額 7,857,226百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7012 東証プライム
7,028
11/8 15:30
+403(6.08%)
時価総額 1,180,156百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
23,250
11/8 15:30
+195(0.85%)
時価総額 10,965,467百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8267 東証プライム
3,861
11/8 15:30
+58(1.53%)
時価総額 3,366,502百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
9843 東証プライム
17,585
11/8 15:30
+135(0.77%)
時価総額 2,012,480百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,250
11/8 15:30
+560(1.15%)
時価総額 15,672,384百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10