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後場に注目すべき3つのポイント~切り返すも75日線で上げ一服

2024/8/30 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~切り返すも75日線で上げ一服 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、切り返すも75日線で上げ一服 ・ドル・円は底堅い、144円台で推移 ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はソフトバンクグループ<9984> ■日経平均は反発、切り返すも75日線で上げ一服 日経平均は反発。前日比222.90円高(+0.58%)の38585.43円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。 29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は243.63ドル高(+0.59%)の41335.05ドル、ナスダックは39.60ポイント安(-0.23%)の17516.43、S&P500は0.22ポイント安(-0.004%)で取引を終了した。4-6月期国内総生産(GDP)、個人消費改定値が予想を上回り、寄り付き後、上昇。国内経済や労働市場、消費の堅調さが示され、景気見通しの改善で相場は続伸した。終盤にかけ、金利高や半導体メーカー、エヌビディアの下落が重しとなりナスダックが下落に転じるとダウも上げ幅を縮小するが過去最高値は更新。 米国株が高安まちまちだったことで、東京市場は方向感に乏しいスタート。日経平均は前日終値水準で取引を開始した後は、為替が1ドル145円台を付けるなど円安に振れたことなどから切り返す展開となった。月末営業日ということで、やや需給中心の売買で物色の柱は見えにくい地合いとなり、前場のプライム市場の売買代金は1.7兆円と引き続き2兆円を割り込んだ。 日経平均採用銘柄では、東京電力HD<9501>が送電網を整備と報じられたことで古河電工<5801>、フジクラ<5803>、住友電工<5802>の電線株が買われた。また、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、日東電工<6988>などアップル関連銘柄もしっかり。このほか、NEC<6701>、日本製鋼所<5631>、富士電機<6504>、ソフトバンクグループ<9984>などが買われた。 一方、円高メリット銘柄のニトリホールディングス<9843>、ニチレイ<2871>、明治ホールディングス<2269>、キリンHD<2503>の下げがやや目立ったほか、需給悪化懸念が嫌気されたテルモ<4543>も売られた。このほか、イオン<8267>、資生堂<4911>、キーエンス<6861>、アステラス製薬<4503>、清水建設<1803>などが下落した。 業種別では、非鉄金属、海運業、卸売業、輸送用機器、電気・ガス業などが上昇した一方、小売業、医薬品、精密機器、水産・農林業、陸運業などが下落した。 日経平均はじりじりと上げ幅を広げているが、75日移動平均線が位置する38642円水準が上値として意識されそうだ。後場材料に乏しいなか、さすがにこの水準を上回る強い展開は難しいだろう。なお、大引けでMSCIの標準指数において指数構成銘柄の入れ替えが実施される。新規採用されるKOKUSAI ELECTRIC<6525>は買い需要が発生するが、除外される近鉄グループHD<9041>、小糸製作所<7276>、NXHD<9147>、日産化学<4021>、ヤマトホールディングス<9064>は売り需要が発生する。 ■ドル・円は底堅い、144円台で推移 30日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、144円半ばから後半でもみ合う展開となった。米10年債利回りの下げ渋りでドルは売りづらく、ユーロ・ドルは軟調地合いに。一方、日経平均株価は上げ幅を拡大し、株高を好感した円売りに振れやすい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円66銭から145円07銭、ユーロ・円は160円19銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.1070ドルから1.1083ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・メディシノバ<4875>、アイズ<5242>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はソフトバンクグループ<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・8月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.4%(予想:+2.2%、7月:+2.2%) ・日・7月有効求人倍率:1.24倍(予想:1.23倍、6月:1.23倍) ・日・7月失業率:2.7%(予想:2.5%、6月:2.5%) ・08:50 7月鉱工業生産速報値:前月比+2.8%(予想:+3.5%、6月:-4.2%) ・豪・7月小売売上高:前月比0.0%(予想:+0.3%、6月:+0.5%) 【要人発言】 ・ボスティック米アトランタ連銀総裁 「インフレ鈍化が予想より速やか」 「7-9月期に利下げを」 「利下げ決定前に、再利上げのリスクがないことを確認する必要」 「過剰に長く待つことでの間違いを好む」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 31件
1803 東証プライム
985.4
9/20 15:00
-19.1(-1.9%)
時価総額 777,003百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
2269 東証プライム
3,640
9/20 15:00
+4(0.11%)
時価総額 1,080,130百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
2503 東証プライム
2,192.5
9/20 15:00
+10(0.46%)
時価総額 2,003,945百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
2871 東証プライム
4,463
9/20 15:00
-1(-0.02%)
時価総額 598,234百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
4021 東証プライム
5,177
9/20 15:00
+90(1.77%)
時価総額 731,510百万円
1887年創業の化学メーカー。機能性材料、農業化学品が柱。ディスプレイ材料「サンエバー」で世界トップシェア。半導体材料「ARC」はアジアシェア高い。総還元性向75%目標。事業領域の深掘りなどに注力。 記:2024/08/26
4503 東証プライム
1,737
9/20 15:00
+5(0.29%)
時価総額 3,188,875百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4543 東証プライム
2,682.5
9/20 15:00
-4(-0.15%)
時価総額 3,998,795百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4875 スタンダード外国株
267
9/20 15:00
+36(15.58%)
時価総額 6,539百万円
米国拠点のバイオベンチャー。日本の製薬会社から導入した新薬候補を臨床開発し、欧米で上市を推進。1件の臨床開発マイルストーンを達成。研究開発及びパテント費の減少等により、23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
3,414
9/20 15:00
+44(1.31%)
時価総額 1,365,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5242 東証グロース
1,909
9/20 15:00
-38(-1.95%)
時価総額 1,814百万円
広告媒体資料やマーケティング資料のポータルサイト「メディアレーダー」、クチコミマーケティングプラットフォーム「トラミー」の運営等を行う。メディアレーダーはスポンサー獲得等でイベント売上の拡大を図る。 記:2024/08/19
5631 東証プライム
4,440
9/20 15:00
+109(2.52%)
時価総額 330,283百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
5801 東証プライム
3,581
9/20 15:00
+139(4.04%)
時価総額 253,059百万円
国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
5802 東証プライム
2,345.5
9/20 15:00
+11(0.47%)
時価総額 1,862,189百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
5803 東証プライム
4,616
9/20 15:00
+198(4.48%)
時価総額 1,365,704百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6504 東証プライム
8,351
9/20 15:00
+289(3.58%)
時価総額 1,246,779百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
3,320
9/20 15:00
+200(6.41%)
時価総額 764,941百万円
半導体製造装置メーカー。半導体製造の前工程で使う成膜装置に強み。24.3期3Q累計は最先端ノード向けの調整継続。だが成熟ノード向け投資が活発で2Qを底にして受注上向く。富山新工場は24年秋に操業開始予定。 記:2024/04/09
6701 東証プライム
13,705
9/20 15:00
+285(2.12%)
時価総額 3,739,409百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6762 東証プライム
9,000
9/20 15:00
+102(1.15%)
時価総額 3,498,948百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(1.27%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
68,920
9/20 15:00
+1,650(2.45%)
時価総額 16,761,895百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
2,913.5
9/20 15:00
+68.5(2.41%)
時価総額 379,390百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(3.13%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
12,190
9/20 15:00
+130(1.08%)
時価総額 1,825,550百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7276 東証プライム
2,027.5
9/20 15:00
+35(1.76%)
時価総額 652,001百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
8267 東証プライム
4,008
9/20 15:00
-41(-1.01%)
時価総額 3,494,675百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
3,498
9/20 15:00
-28(-0.79%)
時価総額 666,936百万円
近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄エクスプレスなどを傘下に収める持株会社。運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー等で事業展開。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー業等でインバウンド需要の回復見込む。 記:2024/07/04
9064 東証プライム
1,647.5
9/20 15:00
-7.5(-0.45%)
時価総額 625,762百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
7,289
9/20 15:00
+29(0.4%)
時価総額 660,376百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29
655.3
9/20 15:00
+2.4(0.37%)
時価総額 1,053,079百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9843 東証プライム
22,250
9/20 15:00
+170(0.77%)
時価総額 2,546,357百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17