マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 20:04:28
15,253,999
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米景気後退懸念の後退を受けて38000円台回復【クロージング】

2024/8/16 16:12 FISCO
*16:12JST 米景気後退懸念の後退を受けて38000円台回復【クロージング】 16日の日経平均は5営業日続伸。1336.03円高の38062.67円(出来高概算18億7000万株)と1日以来の38000円台を回復して取引を終えた。米物価統計などを受けて米景気の後退懸念が後退したと受け止められ、前日の米国市場で主要株価指数が大幅に上昇したことから、東京市場では幅広い銘柄に買いが入り、日経平均は37000円台を回復してスタートした。また、円相場が一時1ドル=149円台へと円安が進み、企業の業績不安を後退させたことも支援材料になった。大引けにかけては、レバレッジ型上場投資信託(ETF)の調整買いが先物に入ったとの観測から上げ幅を広げ、大引け間際には38143.55円まで上値を伸ばした。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇。石油石炭、電気機器、鉱業、非鉄金属の上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が上昇した半面、電通G<4324>、メルカリ<4385>、東宝<9602>が軟化した。 7月の米小売売上高は、前月比+1.0%と市場予想(+0.4%)を大きく上回る強い結果となったほか、新規失業保険申請件数も2週連続で減少したため、米景気への懸念が後退。米国の個人消費や労働市場の底堅さを示唆する結果を受け、米経済が「ソフトランディング(軟着陸)」に向かうとの見方が大勢を占め、投資マインドが大きく改善する形になった。この流れを受けて幅広い銘柄に買い戻しの動きが強まり、ほぼ全面高となり、日経平均の上げ幅は一時1400円を超えた。 日経平均は順調なリバウンド基調を継続している。センチメントが改善するなか、来週も堅調展開が見込めるとの強気な声も出始めている。一方、米国では来週22日から開催されるカンザス連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演する。7月と9月の金融政策会合のはざまに当たるこの時期に、パウエル氏が最新の米経済動向や金融政策見通しを示す形となるだけに、投資家の関心は集まることになるだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(-0.45%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(1.43%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
9,824
11/22 15:30
+288(3.02%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(-0.35%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9602 東証プライム
6,019
11/22 15:30
+29(0.48%)
時価総額 1,122,489百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。アニメは海外営業収入が成長。不動産事業はM&A効果が売上貢献。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17