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新興市場見通し:週初の歴史的な暴落からはやや回復、来週は主力処の決算発表でムード変えられるか

2024/8/10 18:31 FISCO
*18:31JST 新興市場見通し:週初の歴史的な暴落からはやや回復、来週は主力処の決算発表でムード変えられるか   ■2011年3月14日以来の歴史的な暴落 今週の新興市場は大幅下落。同時期の騰落率は、日経平均が-2.46%だったのに対して、グロース市場指数は-3.26%、グロース市場250指数は-2.52%。プライム市場同様、週初8月5日のグロース市場も歴史的な暴落となり、上昇した銘柄はクラウドワークス<3900>とJDR(日本型預託証券)のYCP<9257>のみ。2日の急落で信用取引の追証が発生した投資家が換金売りを加速させたことなども影響し、東証グロース市場250指数先物はサーキットブレーカーが午前と午後に合計2回発動。グロース市場250指数の下落率は15.83%となり、旧マザーズ指数まで遡ると2011年3月14日の17.17%以来の歴史的な暴落となった。ただ、翌6日以降は、売られ過ぎ感を背景に買いが進みグロース市場指数、グロース市場250指数ともに4日続伸。週初の暴落を週末にかけて戻す展開となった。 時価総額上位銘柄では、カバー<5253>は第1四半期業績が市場の期待に届かなかったことなどから売られた。また、GMOフィナンシャルゲート<4051>も業績がネガティブ視されて下落。一方、フリー<4478>、JTOWER<4485>、トライト<9164>、ispace<9348>は5日の暴落時に上場来安値、ティーケーピー<3479>、BASE<4477>、GENDA<9166>は年初来安値をそれぞれ更新したが、週末にかけてじりじりと値を戻した。その他の銘柄では、yutori<5892>がM&Aが材料視されて買われたほか、業績発表で博展<2173>、クラウドワークス、日本情報クリエイト<4054>が上昇。 ■主力企業の決算発表が本格化 来週の新興市場は、主力企業の決算発表が本格化を迎えるなか、主要指数は戻り一服となりそうだ。週足ベースでは長い下影(下ヒゲ)を残したが、日足ベースでは2日から5日に空けたマドを埋め切れていない。日経平均とほぼ同じ形状で、反発の弱さが意識されつつある。早い段階でマドを埋めて、反発を強めたいところだが、売買代金が1000億円を下回るなど参加者は限定的で地合いは悪いまま。米国市場や為替市場は落ち着きを取り戻しつつあるが、ダメージを負った投資家が多いことから、二番底を探る動きには警戒したいところだ。 個別銘柄では、9日の引け後に決算を発表したインテグラル<5842>、ウェルスナビ<7342>、トライト、スカイマーク<9204>、ispaceに関心が向かおう。為替に関連した特別利益を計上したispaceはポジティブな反応が出そうだが、通期業績見通しの下方修正を発表したトライトは売り圧力が強まりそうだ。また、来週は、13日にアドベンチャー<6030>、14日にジーエヌアイグループ<2160>、フリー、JTOWER、弁護士ドットコム<6027>、ライフネット生命保険<7157>など時価総額が大きい主力処が決算を発表する。先行き不透明感から短期資金中心の売買となっているなか、決算発表の主力処がしっかりとした値動きを示せれば、グロース市場の悪いムードも多少は払拭されよう。 《FA》
関連銘柄 21件
2160 東証グロース
2,495
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+232(10.25%)
時価総額 118,483百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
2173 東証グロース
641
9/13 15:00
+28(4.57%)
時価総額 10,335百万円
展示会出展やイベントプロモーション等のリアルイベントが主力。デジタルコンテンツやマーケティング等も。トランザクションと業務提携。大規模案件等が寄与し、23.12期通期は変則決算でも過去最高益を更新。 記:2024/04/16
3479 東証グロース
1,542
9/13 15:00
-43(-2.71%)
時価総額 65,133百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
3900 東証グロース
1,355
9/13 15:00
-5(-0.37%)
時価総額 20,692百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
7,350
9/13 15:00
-240(-3.16%)
時価総額 60,711百万円
マルチ決済端末ソリューションや組込型決済ソリューション、決済センターソリューションなどを手掛ける。決済デバイスから決済センター、入金業務までワンストップで提供。端末レス決済サービスの強化などを図る。 記:2024/07/08
4054 東証グロース
870
9/13 15:00
-49(-5.33%)
時価総額 12,411百万円
不動産会社向けにクラウド型の仲介・管理支援サービスを提供。主力の管理ソリューション事業」の主要製品は「賃貸革命」。新規客の獲得や既存客へのクロスセルで主力商品が好調。仲介会社向け物件共有サービス有償化。 記:2024/08/09
4477 東証グロース
241
9/13 15:00
-7(-2.82%)
時価総額 26,989百万円
ネットショップ作成サービス「BASE」や購入者向けショッピングサービス「Pay ID」を提供するBASE事業が主力。オンライン決済サービス、資金調達サービス等も。PAY.JP事業ではプロダクトの強化図る。 記:2024/07/08
4478 東証グロース
2,580
9/13 15:00
-43(-1.64%)
時価総額 146,743百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフト等の提供を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は47万社超。サブスク売上比率は約9割。会計事務所とのパートナーシップ強化図る。 記:2024/05/08
4485 東証グロース
3,595
9/13 15:00
+5(0.14%)
時価総額 92,255百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
5253 東証グロース
1,805
9/13 15:00
-8(-0.44%)
時価総額 110,329百万円
VTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営。在籍VTuber数は80超。知名度やファンコミュニティに強み。音楽起点の商品、サービスを拡充。ロサンゼルス・ドジャースとコラボ企画を実施。 記:2024/08/13
5842 東証グロース
4,435
9/13 15:00
+5(0.11%)
時価総額 152,120百万円
独立系投資会社。日本型プライベートエクイティファンドの運用、投資先へのハンズオン支援等を手掛ける。プリンシパル投資などに強み。スカイマーク、JRCはフルExit。日本の中堅企業への投資などに注力。 記:2024/08/06
5892 東証グロース
2,473
9/13 15:00
-12(-0.48%)
時価総額 11,616百万円
「9090」や「Younger Song」などアパレル事業を展開。自社ECサイト「YZ Store」の運営等も。ZOZO傘下。EC売上比率は7割超。実店舗は東名阪の都心部中心に出店。客単価上昇。多角化も。 記:2024/06/26
6027 東証グロース
3,150
9/13 15:00
-160(-4.83%)
時価総額 70,176百万円
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」、税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」を運営。クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」等も。クラウドサインでは大企業を中心に顧客獲得の強化を図る。 記:2024/08/05
6030 東証グロース
3,980
9/13 15:00
+80(2.05%)
時価総額 29,854百万円
オンライントラベルエージェント。総合予約プラットフォーム「skyticket」を運営。国内・海外航空券を中心に幅広い旅行商材を提供。多言語対応に強み。アプリDL数は2100万DL超。国内旅行事業を強化。 記:2024/08/05
7157 東証グロース
1,705
9/13 15:00
-48(-2.74%)
時価総額 136,877百万円
オンライン特化型の生命保険会社。定期死亡保険、終身医療保険、がん保険、就業不能保険などを提供。高い価格競争力などが強み。保有契約件数は60万件超。協業パートナーとの深化、新規パートナーの開拓を図る。 記:2024/07/07
7342 東証グロース
1,164
9/13 15:00
-35(-2.92%)
時価総額 68,364百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
9164 東証グロース
418
9/13 15:00
-21(-4.78%)
時価総額 41,800百万円
医療福祉業界向け人材紹介・人材派遣サービス、介護施設向けICTサービス等を手掛ける。建設業界向け人材紹介等も展開。豊富な求職者データベースなどが強み。DR事業やICTソリューション事業は順調に成長。 記:2024/04/30
9166 東証グロース
2,341
9/13 15:00
-120(-4.88%)
時価総額 161,665百万円
国内外のアミューズメント施設運営会社を買収して急成長。M&Aを活用してエンタメ・コンテンツ領域の拡大にも取り組む。24.10期は前期買収会社が上乗せ。プライズゲームの人気も続く見通し。連続最高業績を計画。 記:2024/04/10
9204 東証グロース
677
9/13 15:00
-5(-0.73%)
時価総額 40,843百万円
羽田・神戸・福岡路線、茨城等の独自路線に強みを持つ航空会社。22年12月に再上場。定時運航率は国内トップ。マイページ登録者数は25万人超。次世代機材の導入や運航効率の改善、地方自治体等との連携を図る。 記:2024/08/05
573
9/13 14:41
-3(-0.52%)
時価総額 -百万円
現場常駐型経営支援サービスを手掛けるマネジメントサービス事業が中核。DXサービス等のプロフェッショナルソリューション事業、プリンシパル投資事業も展開。常駐型実行支援などのソリューション標準化を図る。 記:2024/08/22
9348 東証グロース
731
9/13 15:00
+16(2.24%)
時価総額 68,069百万円
宇宙ベンチャー。自社開発の月面探査車や月着陸船による月面データサービスの提供を目指す。23年5月に民間で初めて挑んだ月面着陸は失敗。失敗を糧に24年冬に再挑戦へ。24.3期3Q累計は販管費減で赤字幅縮小。 記:2024/04/09