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後場に注目すべき3つのポイント~商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に

2024/6/20 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶりに反落、商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に ・ドル・円は伸び悩み、高値圏で売り ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は3日ぶりに反落、商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に 日経平均は3日ぶりに反落。前日比246.66円安(-0.64%)の38324.10円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。 19日の米国株式市場は、「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」の祝日のため休場。ドル・円は積極的な売買は手控えられたが、ドルは底堅く推移、欧米市場では157円70銭台から158円台まで上昇後、この水準を維持した。 米国市場休場で材料難のなか、東京市場は売り優勢で取引を開始した。目立った売買材料は観測されていないが、足元の日本株の上値の重さを嫌気した売りが入ったもよう。ニデック<6594>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>などTOPIXコア30銘柄が弱含む展開となり、日経平均は38300円水準での推移となった。なお、プライム市場の前場の売買代金は1.5兆円と今年最低水準に留まった。 日経平均採用銘柄では、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>など不動産銘柄の一角が売られたほか、京成電鉄<9009>も引き続き売り優勢となった。このほか、サッポロホールディングス<2501>、フジクラ<5803>、川崎重工業<7012>が弱かった。日経平均採用銘柄以外では、FPパートナー<7388>が下げ止まらない状況。 一方、三菱自<7211>が続伸したほか、いすゞ自動車<7202>、マツダ<7261>も上昇。このほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、信越化<4063>など半導体株の一角が買われた。日経平均採用銘柄以外では、物言う株主エフィッシモの買い増しが明らかとなったサンケン電気<6707>が大幅高。 業種別では、証券・商品先物取引業、不動産業、その他製品、非鉄金属、電気・ガス業などが下落した一方、鉱業、空運業、医薬品、繊維製品の4セクターのみ上昇した。 為替が1ドル158円10銭台で推移しており、前日比ではやや円安ドル高に振れている。一方、輸出関連銘柄の動きは悪い。とりわけトヨタ自の動きの悪さがやや目立つ。認識不正問題による生産停止が長期化する可能性が売り圧力につながっているとの見方。心理的な節目である3000円を割り込むと調整局面が長くなる可能性はあろう。少額投資非課税制度(NISA)を通じて保有している個人投資家が多い銘柄であることから、これ以上の個人投資家のモメンタム悪化は避けたいところだ。ポジティブなニュースが見当たらないなか、後場の東京市場も前場同様、商い閑散のなか主力株が下値を探る展開となるだろう。 ■ドル・円は伸び悩み、高値圏で売り 20日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、157円92銭から一時158円11銭まで値を上げたが、その後はやや失速した。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは下落。一方、日経平均株価の弱含みで、円買いが観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円92銭から158円11銭、ユーロ・円は169円72銭から169円89銭、ユーロ・ドルは1.0739ドルから1.0748ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・AHCグループ<7083>、ナンシン<7399>の、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・NZ・1-3月期GDP速報値:前年比+0.3%(予想:+0.2%、10-12月期:-0.2%←-0.3%) 【要人発言】 ・金正恩朝鮮労働党総書記 「ロシア大統領を無条件に支持」 「ロシアと北朝鮮の関係は同盟に引き上げられた」 <国内> ・6月政府月例経済報告 <海外> ・16:30 スイス中銀政策金利発表(1.50%に据え置き予想) ・ユーロ圏財務相会合 《CS》
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サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポロ不動産開発などを傘下に収める持株会社。ビールは国内4位。恵比寿ガーデンプレイスを保有。酒類事業に経営リソース集中。国内はビール、RTDを強化。 記:2024/10/05
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6707 東証プライム
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パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
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7083 東証グロース
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7202 東証プライム
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7261 東証プライム
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時価総額 633,699百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
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2,951
11/22 15:30
-64(-2.12%)
時価総額 67,646百万円
無料FP相談サイト「マネードクター」、来店型店舗「マネードクタープレミア」を運営。30~40代の顧客に生命保険や損害保険を販売。保有契約件数は伸長も営業費用増が重し。26.11期売上高480億円目標。 記:2024/10/19
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517
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+2(0.39%)
時価総額 3,985百万円
国内トップクラスのシェアを持つキャスターメーカー。業務用運搬車などの物流器機事業も手掛ける。日本、マレーシア、中国に生産拠点。価格競争力の強化、アセアンを中心とする顧客開拓など海外事業の強化図る。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,825
11/22 15:30
+19(1.05%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
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8802 東証プライム
2,108.5
11/22 15:30
+18(0.86%)
時価総額 2,680,485百万円
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8830 東証プライム
4,567
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+45(1%)
時価総額 2,174,285百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9009 東証プライム
3,839
11/22 15:30
-4(-0.1%)
時価総額 661,886百万円
東京都心と成田国際空港を結ぶスカイライナーなどを運行する大手私鉄。1909年創業。流通業や不動産業、ホテル運営等も。オリエンタルランドの大株主。今期は運輸業における成田空港輸送の増加などを見込む。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
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+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25