マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
41,606.18
+509.41
暗号資産
FISCO BTC Index
9/20 17:40:45
9,090,087
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~東京エレク失速が影響しマイナス圏に突入

2024/6/13 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~東京エレク失速が影響しマイナス圏に突入 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、東京エレク失速が影響しマイナス圏に突入 ・ドル・円はじり高、買戻し中心で ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はテルモ<4543> ■日経平均は続落、東京エレク失速が影響しマイナス圏に突入 日経平均は続落。前日比45.35円安(-0.12%)の38831.36円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。 12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は35.21ドル安(-0.09%)の38712.21ドル、ナスダックは264.89ポイント高(+1.53%)の17608.44、S&P500は45.71ポイント高(+0.85%)の5421.03で取引を終了した。予想を下回った5月消費者物価指数(CPI)を受け年内の利下げ期待を受けた買いに、寄り付き後は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想通り政策金利据え置きを決定も、メンバー予測(ドットチャート)で年内の利下げ予想が3回から1回に修正され金利が下げ止まると、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体関連が引き続き支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新、まちまちで終了。 ナスダックの上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅高を受けて、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が上昇。値がさ半導体株の上昇が影響し、日経平均は前日比プラス圏を維持したが、東京エレクトロンの失速を受けてマイナス圏で取引を終えた。 日経平均採用銘柄では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下したことから、T&Dホールディングス<8795>、SOMPOホールディングス<8630>、第一生命ホールディングス<8750>、東京海上<8766>など保険株の一角が売られた。このほか、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>がさえない。 SOX指数の大幅高を受けて、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株の一角が買われた。また、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>などアップル関連も買い優勢となった。 業種別では、保険業、電気・ガス業、非鉄金属、卸売業、輸送用機器などが下落した一方、機械、サービス業、情報・通信業、電気機器、精密機器などが上昇した。 日本銀行による金融政策決定会合を控えていることもあり、後場様子見ムードが続くと想定する。プライム市場の売買代金は2兆円に留まっていることで、プライム市場の方向性は乏しいだろう。明日の日銀会合の結果発表までは、模様眺めの地合いが続くと推測する。 ■ドル・円はじり高、買戻し中心で 13日午前の東京市場でドル・円はじり高となり、156円58銭から156円98銭まで値を上げた。前日の低調な米消費者物価指数(CPI)を受け155円台まで下げたが、引き締め的米金融政策は継続。米金利の下げ渋りを受け、ドルは買戻しが入りやすい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円58銭から156円98銭、ユーロ・円は169円29銭から169円64銭、ユーロ・ドルは1.0804ドルから1.0815ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・エスエルディー<3223>、ジィ・シィ企画<4073>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はテルモ<4543> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:+0.4(1-3月期:0.0) ・豪・5月失業率:4.0%(予想:4.0%、4月:4.1%) ・豪・5月雇用者数増減:+3.97万人(予想:+3.0万人、4月:+3.85万人) 【要人発言】 ・パウエルFRB議長 「インフレは昨年のピークからかなり鈍化も依然高すぎる」 「消費支出の伸びは昨年から鈍化」 「FOMC参加者は労働市場の強さが継続すると予想」 「経済見通しは不透明、インフレリスクを引き続き注視」 「本日のインフレデータを歓迎、さらなる良好なデータを期待」 「我々は2つの責務がある。2%インフレ目標達成を目指す」 「政策はデータ次第、インフレだけではない」 「本日のデータで進展が見られ、自信がつく」 <国内> ・日銀金融政策決定会合(14日まで) <海外> ・G7首脳会議(イタリア、15日まで) 《CS》
関連銘柄 15件
3223 東証スタンダード
855
9/20 15:00
+6(0.71%)
時価総額 1,335百万円
「kawara CAFE&DINING」等の飲食店を直営展開。関東や東北、東海等の繁華街エリア中心。DDグループ傘下。コンテンツ企画サービスも。飲食サービス事業ではIPコンテンツ活用の取り組みを強化。 記:2024/08/02
4073 東証グロース
647
9/20 15:00
-1(-0.15%)
時価総額 1,613百万円
決済ASPサービスや保守運用サービスの提供等を行うペイメントサービス事業、機器販売や受託開発等を行うペイメントインテグレーション事業を展開。トランザクション・メディア・ネットワークスと資本業務提携。 記:2024/08/29
4503 東証プライム
1,737
9/20 15:00
+5(0.29%)
時価総額 3,188,875百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
5,753
9/20 15:00
-3(-0.05%)
時価総額 1,706,150百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,682.5
9/20 15:00
-4(-0.15%)
時価総額 3,998,795百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
2,118.5
9/20 15:00
+72.5(3.54%)
時価総額 4,144,693百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(1.27%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
2,913.5
9/20 15:00
+68.5(2.41%)
時価総額 379,390百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,749
9/20 15:00
+83.5(3.13%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(5.32%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,290
9/20 15:00
+33(1.01%)
時価総額 3,258,686百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
3,641
9/20 15:00
+34(0.94%)
時価総額 3,755,142百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
5,259
9/20 15:00
+71(1.37%)
時価総額 10,728,360百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
8795 東証プライム
2,539
9/20 15:00
+46(1.85%)
時価総額 1,495,471百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17