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後場に注目すべき3つのポイント~米国株堅調で一時25日線を上回る上昇

2024/5/7 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~米国株堅調で一時25日線を上回る上昇 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、米国株堅調で一時25日線を上回る上昇 ・ドル・円は堅調、円売り主導で ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は大幅反発、米国株堅調で一時25日線を上回る上昇 日経平均は大幅反発。前営業日比452.59円高(+1.18%)の38688.66円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。 6日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は176.59ドル高(+0.46%)の38852.27ドル、ナスダックは192.92ポイント高(+1.19%)の16349.25、S&P500は52.95ポイント高(+1.03%)の5180.74で取引を終了した。先週末に発表された4月雇用統計や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた年内の利下げ期待が引き続き買い材料となり、寄り付き後、上昇。長期金利の低下や半導体のエヌビディアが再び900ドル台を回復しハイテクを押し上げ、相場は終日堅調に推移。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。 連休中の米国市場が堅調推移だったことから、連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始した。値がさ半導体株の上昇などを受けて、日経平均は一時38863.14円まで上げ幅を拡大。25日移動平均線38773円水準を上回る場面も見られたが、一気に39000円台をうかがうような強い動きとはならず、買い一巡後は38600円台でのもみ合いとなった。 日経平均採用銘柄では、米ハイテク株の上昇を受けて、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>の半導体関連が総じて上昇したほか、一部国内証券のレポートが材料視されて野村<8604>が買われた。このほか、ZOZO<3092>、三越伊勢丹<3099>、ファーストリテ<9983>、楽天グループ<4755>が上昇した。 一方、三菱商事<8058>は引き続き連休前の決算が嫌気されて下落したほか、ソニーグループ<6758>は米パラマウントに買収提案を示したと報じられたことから費用負担がネガティブ視されて売られた。また、第一三共<4568>、住友ファーマ<4506>、三菱倉庫<9301>、出光興産<5019>が下落した。 業種別では、証券・商品先物取引業、その他製品、機械、サービス業、海運業などが上昇した一方、医薬品、ゴム製品、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業、卸売業などが下落した。 為替は1ドル154円50銭台と寄付き時点から30銭ほど円安ドル高が進行している。政府・日本銀行は4月下旬から5月上旬にかけて2回、合計8兆円規模の円買い介入を実施したとの観測。為替は、5月3日の米雇用統計発表後に1ドル151円台に入る場面も見られたが、足元じりじりとした円安推移が見られる。後場も為替を睨んだ展開とはなりそうだが、明日8日にトヨタ自<7203>の決算発表を控えていることから様子見ムードが強まりそうだ。後場の日経平均やTOPIXは前場終値水準での横ばい推移となろう。なお、後場は14時台にプリマハム<2281>、東京鉄<5445>などの決算発表が予定されている。 ■ドル・円は堅調、円売り主導で 7日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、153円86銭から154円56銭まで値を切り上げた。連休明けの東京市場で日本政府の為替介入への警戒感から、一時153円台に失速。ただ、日経平均株価の大幅高を受けた円売りが主要通貨を押し上げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円86銭から154円56銭、ユーロ・円は165円71銭から166円39銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0776ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・セイヒョー<2872>、ブロードバンドタワー<3776>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・ユーロ圏・4月サービス業PMI改定値:53.3(予想:52.9、速報値:52.9) ・ユーロ圏・3月生産者物価指数:前年比-7.8%(予想:-7.7%) 【要人発言】 ・林官房長官 「為替介入について、実施の有無を含めコメントを控える」 ・神田財務官 「過度な変動や無秩序な動きがあれば政府が適切に対応」 「ファンダメンタルズに沿った安定推移が重要」 「各国当局と意思疎通を密に連携を続けることに変わりはない」 <国内> ・特になし <海外> ・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想) ・14:45 スイス・4月失業率(予想:2.3%、3月:2.4%) ・15:00 独・3月貿易収支(予想:+224億ユーロ、2月:+214億ユーロ) ・15:00 独・3月製造業受注(前月比予想:+0.5%、2月:+0.2%) 《CS》
関連銘柄 21件
2281 東証プライム
2,347
5/17 15:00
+23(0.99%)
時価総額 118,580百万円
食肉国内3位。ハム・ソーセージに強み。伊藤忠系列。24.3期3Q累計は人流回復を受けて業務用商品が伸長。消費者向けにウインナー「香燻」も堅調。値上げ効果も発現し、製造コスト増をこなす。通期増収増益を計画。 記:2024/02/14
2872 東証スタンダード
2,475
5/17 15:00
-35(-1.39%)
時価総額 4,010百万円
氷菓・アイスを製造・販売。森永製菓向けOEMなども。新潟県地盤。収益は2Qに集中傾向。もも太郎、大容量のホームタイプアイス等の自社ブランド品は好調。猛暑が追い風となり、24.2期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
3092 東証プライム
3,604
5/17 15:00
+24(0.67%)
時価総額 1,123,165百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
2,788.5
5/17 15:00
+40.5(1.47%)
時価総額 1,106,454百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3776 東証スタンダード
252
5/17 15:00
+9(3.7%)
時価総額 15,485百万円
都市型データセンター(DC)を運用。自社DCを活用したクラウドサービスやデータサービスの提供も。24.12期はデータサービスの大型案件剥落などを想定。だがDC関連サービスの拡大や販管費削減で増益を見込む。 記:2024/02/15
4506 東証プライム
336
5/17 15:00
-19(-5.35%)
時価総額 133,694百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4568 東証プライム
5,531
5/17 15:00
+49(0.89%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4755 東証プライム
795.6
5/17 15:00
+5.6(0.71%)
時価総額 1,639,740百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
5019 東証プライム
1,007.5
5/17 15:00
+20.5(2.08%)
時価総額 1,500,494百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5445 東証プライム
5,210
5/17 15:00
+120(2.36%)
時価総額 48,792百万円
電炉中堅。鉄スクラップを材料に、建設向け鉄鋼ネジテツコンや継手などを製造。ネジ節棒鋼で高シェア。製品出荷量は伸び悩むが、製品価格は上昇。売上原価減少。24.3期3Qは収益伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/26
6146 東証プライム
56,060
5/17 15:00
-80(-0.14%)
時価総額 6,072,251百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
+85(0.65%)
時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(0.42%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
+400(0.94%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(2.51%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
15,650
5/17 15:00
-35(-0.22%)
時価総額 1,589,884百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,372
5/17 15:00
-4(-0.12%)
時価総額 14,541,689百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8604 東証プライム
917.3
5/17 15:00
+1.4(0.15%)
時価総額 2,966,147百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
9301 東証プライム
5,090
5/17 15:00
+25(0.49%)
時価総額 417,181百万円
国内最大級の倉庫・港湾運送企業。医薬品物流のアウトソーシングでトップシェア。オフィスビル賃貸や不動産開発も展開。海運大手や製薬会社が主要顧客。国際運送取扱事業を中心に収入が減少し、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(-0.89%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27