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注目銘柄ダイジェスト(前場):セレス、TOA、エクサウィザーズなど

2024/5/7 11:36 FISCO
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):セレス、TOA、エクサウィザーズなど TOA<6809>:1156円(-65円) 大幅反落。先週末に24年3月期の決算を発表している。経常利益は37.1億円で前期比76.3%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準での着地となっている。一方、25年3月期は39億円で同5.1%増と増益率は鈍化する見通しとなっている。先週末にかけて一段高と期待感も先行していたとみられ、目先の出尽くし感が優勢となっている。なお、24年3月期営業利益は30.3億円で、2月の上方修正値32億円を下振れ。 JAL<9201>:2744.5円(-8.5円) 伸び悩んで続落。先週末に24年3月期の決算を発表している。EBITDAは1452億円で前期比2.2倍、3月21日に発表した上方修正値の1400億円を小幅に上振れ。年間配当金は75円で従来計画5円増配。一方、25年3月期EBITDAは1700億円で同17.1%増、配当金は80円を計画。これは3月に示したガイダンス通りであり、サプライズは乏しい状況に。目先の出尽くし感が優勢となっているもよう。 セレス<3696>:1753円(+115円) 大幅続伸。先週末に24年12月期の業績上方修正を発表している。経常利益は従来予想の16億円から20億円、前期比64.3%増に引き上げ、持分法投資利益3.7億円計上などが上振れの背景となるようだ。営業利益は16億円の従来予想を据え置いているが、モッピーの売上総利益率の良化、D2C事業の好調により想定を上回って推移しているとされており、今後の上振れ期待も先行しているようだ。 三菱商事<8058>:3421円(-123円) 大幅続落。連休前の2日取引時間中に決算を発表、その後は軟化する動きとなっていたが、本日も売り優勢の展開となっている。25年3月期ガイダンスは純利益が9500億円で前期比1.5%減、年間配当金は前期比30円増の100円としている。配当金は期待以上との見方もあるが、コンビニ事業の再評価益や豪州の一部炭鉱売却益など大型の一過性利益2200億円を計上予定であり、実質的には大幅な減益見通しとなっている。 ソニーG<6758>:12600円(-460円) 大幅続落。米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと共同で、メディア大手のパラマウント・グローバルに対し、約4兆円規模の買収案を提示したと伝わっている。パラマウント・グローバルはパラマウント・ピクチャーズやCBSを傘下におき、米映画製作会社スカイダンス・メディアとの間でも合併に関する交渉が続いている。巨額買収に伴う財務負担増への懸念が先行する展開になっているようだ。 エクサウィザーズ<4259>:464円(+18円) 大幅に続伸。東京都教育委員会による都立学校向け生成AI利用サービスの構築等業務を開始すると発表している。グループ会社のExa Enterprise AI(東京都港区)が中心となり、都立学校の生徒と教職員を対象に生成AIの技術基盤を活用して安全な環境で利用できる生成AI利用環境を構築する。5月から25年3月末まで、東京都が指定する生成AI研究校19校で各教科と校務で実践活用する。 メタリアル<6182>:1047円(+37円) 大幅に5日続伸。子会社のロゼッタ(東京都千代田区)が専門文書AI「Metareal AI LLM 2」のテストサンプルが実際に動作する様子を収めたデモ動画を公開したと発表している。製薬業界向けのチューニングが施され、化合物に関する調査についての高速・高精細な文書生成の様子が確認できるという。治験開始前の段階で求められる多岐に渡る文書の作成やチェックに要する数カ月以上の期間を専門文書AIで短縮することが可能になるとしている。 すららネット<3998>:409円(+9円) 大幅に反発。17万株(0.50億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.59%。取得期間は7日から7月31日まで。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行及び株主還元策の一環としている。また、24年12月期第1四半期の営業利益は、営業・開発人員の増強や開発投資などで前年同期比43.6%減の0.83億円で着地した。通期予想は前期比16.3%減の3.24億円で据え置いている。 《ST》
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