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米株高を映してリスク選好ムード強まる【クロージング】

2024/4/24 15:48 FISCO
*15:48JST 米株高を映してリスク選好ムード強まる【クロージング】 24日の日経平均は大幅続伸。907.92円高の38460.08円(出来高概算17億4000万株)と終値ベースで18日以来、4営業日ぶりに38000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場で長期金利の上昇一服を背景に金利動向に敏感とされるグロース株を中心に買われた流れを受け、値がさハイテク関連株を中心に上伸。日経平均は寄り付き後ほどなくして38000円を回復すると、その後も高値圏での推移を継続し、本日の高値で取引を終えた。あすから始まる日銀の金融政策決定会合を前に、半導体株などには短期筋などによる買い戻しが入ったとの観測もあった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、精密機器、電気機器、輸送用機器、卸売、機械など29業種が上昇。一方、電気ガス、陸運、パルプ紙、不動産の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、花王<4452>、住友鉱<5713>が軟化した。 前日の米国市場は、4月の米購買担当者景況指数(PMI)が製造業、サービス業ともに市場予想を下回り、長期金利が低下するなか、主要株価指数は上伸した。SOX指数が2%を超える上昇となったため、東京市場でもハイテク株などを中心に買いが優勢となった。また、米国市場の取引終了後にEV大手テスラが決算を発表したが、2024年1-3月期業績は市場予想を下回ったものの、来年の早い時期により安価なモデルを投入する計画を発表したことが好感され、時間外取引で10%超の急伸したことが投資家心理の改善につながった。 米長期金利の上昇が一服したとはいえ、依然として4.6%台と高止まりしているほか、米国のインフレ高も解消されてはおらず、先行き不透明感は残る。また、あすからは日銀の金融政策決定会合が開かれ、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えている。日米の金融政策の行方も気掛かりで、ボラティリティの高い値動きが想定されるだろう。目先は本格化する企業決算を受けた選別物色が得策となろう。 《CS》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,989
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-85(-1.4%)
時価総額 12,122,473百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4452 東証プライム
6,543
5/2 15:00
-49(-0.74%)
時価総額 3,107,925百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+33(2.16%)
時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4519 東証プライム
5,094
5/2 15:00
+68(1.35%)
時価総額 8,553,121百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5713 東証プライム
5,265
5/2 15:00
+47(0.9%)
時価総額 1,531,136百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(0.43%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(-0.9%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10