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後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや不動産株上昇で一時25日線を上回る場面も

2024/4/12 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや不動産株上昇で一時25日線を上回る場面も 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶりに反発、ハイテクや不動産株上昇で一時25日線を上回る場面も ・ドル・円は底堅い、米金利にらみ ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はレーザーテック<6920> ■日経平均は3日ぶりに反発、ハイテクや不動産株上昇で一時25日線を上回る場面も 日経平均は3日ぶりに反発。前日比200.03円高(+0.51%)の39642.66円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えている。 11日の米国市場はまちまち。ダウ平均は2.43ドル安(-0.01%)の38459.08ドル、ナスダックは271.84ポイント高(+1.68%)の16442.20、S&P500は38.42ポイント高(+0.74%)の5199.06で取引を終了した。3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心から買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。その後、ウィリアムズNY連銀総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場は下落に転じた。ナスダックは携帯端末アップルの回復がけん引し、再び上昇し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。一方、ダウは下落を消せず、まちまちで終了した。 ナスダック上昇や為替の円安などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。指数ウェートが大きいファーストリテ<9983>の下げが重しとなったが、半導体関連が上昇したことで日経平均は前日比プラス圏で推移した。本日は寄付きで4月オプション特別清算指数(速報値:39820.59円)算出に絡んだ売買が入ったことから、プライム市場の売買代金は2.6兆円台まで膨らんだ。 日経平均採用銘柄では、株主還元策を含めた新経営計画に対する評価が先行し三井不動<8801>が急騰したほか、国内証券会社のポジティブなレポートが材料視されて三菱地所<8802>、住友不動産<8830>も買われた。また、バイオ薬受託に1800億円投資と報じられた富士フイルム<4901>も買い優勢。このほか、東京建物<8804>、スクリーンHD<7735>、村田製作所<6981>が上昇した。 一方、決算発表がネガティブ視されてファーストリテが大幅安となったほか、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ニトリホールディングス<9843>と小売関連も弱い。このほか、SOMPOホールディングス<8630>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>など金融が売られた。 セクター別では、不動産業の上げが目立ったほか、電気機器、その他金融業、ガラス・土石製品、精密機器などが上昇した一方、小売業、海運業、銀行業、石油・石炭製品、電気・ガス業などが下落した。 前場の日経平均は25日移動平均線(39708円水準)を上回る場面も見られたが、前引け時点で維持することはできなかった。ただ、指数ウェートが大きいファーストリテが下げ幅を縮小すれば、日経平均は終値ベースでの25日移動平均線を回復する可能性があるので注目したい。SQのため売買代金は2.6兆円まで膨らんでいるが、引き続き機関投資家による積極的な売買は手控えられているとの声もある。25日線を回復した状況で、売買代金増加が期待できそうなラマダン明けの来週に臨みたいところだ。 ■ドル・円は底堅い、米金利にらみ 12日午前の東京市場でドル・円は底堅い。153円29銭から152円96銭まで下落も、153円台に再浮上。鈴木財務相は足元の円安をけん制し短期的に円買いに振れたが、効果は限定的。米10年債利回りの低下は抑制され、ドルの上昇圧力が続いている。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円96銭から153円29銭、ユーロ・円は164円07銭から164円40銭、ユーロ・ドルは1.0722ドルから1.0729ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・地域新聞社<2164>、 AGS<3648>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はレーザーテック<6920> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・3月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、2月:+0.6%) ・米・3月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+0.3%) ・米・3月生産者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、2月:+1.6%) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「足元の円安の要因、一概に申し上げるのは難しい」 「為替、国際収支、物価、市場センチメント、投機的な動きなどがある」 「マイナス金利修正、金利差縮小で円買いに振れる要因」 「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切に対応」 「円安にはプラスとマイナス、双方の影響がある」 「財務官とも連絡を取り合い高い緊張感をもって注視」 <国内> ・13:30 2月鉱工業生産改定値(速報値:前月比-0.1%) <海外> ・時間未定 中・3月輸出(前年比予想:-1.9%、2月:+5.6%) ・時間未定 中・3月輸入(前年比予想:+1.0%、2月:-8.2%) ・15:00 英・2月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、1月:-0.2%) ・15:00 英・2月貿易収支(予想:-145.00億ポンド、1月:-145.15億ポンド) ・15:00 独・3月消費者物価指数改定値(前年比予想:+2.2%、速報値:+2.2%) 《CS》
関連銘柄 17件
2164 東証グロース
521
4/26 15:00
-12(-2.25%)
時価総額 1,125百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌の広告枠販売が柱。広告イベントの企画・運営も手掛ける。ちいき新聞の週間発行部数は約173万部。WEB事業に経営資源投下。販管費は減少。24.8期1Qは黒字転換。 記:2024/02/02
2,039.5
4/26 15:00
-10.5(-0.51%)
時価総額 5,423,695百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
3648 東証スタンダード
1,069
4/26 15:00
-61(-5.4%)
時価総額 19,077百万円
情報サービス会社。金融や公共、法人のシステムコンサルティングやアウトソーシングを展開。銀行や地方自治体向けに強み。社会課題解決に向けたDXソリューションを強化。全セグメント好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
3,328
4/26 15:00
+5(0.15%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6920 東証プライム
34,080
4/26 15:00
+720(2.16%)
時価総額 3,213,267百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,867
4/26 15:00
+45(1.59%)
時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
16,220
4/26 15:00
-10(-0.06%)
時価総額 1,647,790百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,552.5
4/26 15:00
+1(0.06%)
時価総額 20,620,297百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,787
4/26 15:00
-9(-0.1%)
時価総額 12,079,410百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8630 東証プライム
3,063
4/26 15:00
+13(0.43%)
時価総額 3,033,846百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
8801 東証プライム
1,569.5
4/26 15:00
+55(3.63%)
時価総額 4,411,290百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8802 東証プライム
2,807.5
4/26 15:00
+49(1.78%)
時価総額 3,906,577百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
8804 東証プライム
2,559
4/26 15:00
+26(1.03%)
時価総額 535,261百万円
旧安田財閥系の総合不動産。日本橋、京橋など東京駅の東側が重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。住宅事業では不動産売上などが増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増収計画。 記:2024/02/24
8830 東証プライム
5,391
4/26 15:00
+101(1.91%)
時価総額 2,566,580百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9843 東証プライム
21,820
4/26 15:00
+225(1.04%)
時価総額 2,497,146百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(-0.36%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27