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後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに

2024/3/25 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに ・ドル・円は反落、米金利高も失速 ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098> ■日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに 日経平均は5日ぶりに反落。前営業日比267.19円安(-0.65%)の40621.24円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップルの回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。 米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始し、日経平均も前営業日比100円安ほどの水準でスタート。朝方の日経平均は下げ幅を縮小する場面も見られたが、政府・日銀による為替介入警戒がやや高まり、為替が1ドル151円10銭台と先週末比では円高に振れたことなどが影響して、日経平均は40568.77円まで下げる場面も見られた。 日経平均採用銘柄では、先週末に買われたシャープ<6753>が反落となったほか、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>と不動産株がさえない。また、オリンパス<7733>、クボタ<6326>、HOYA<7741>が売られた。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が売り優勢。また、紅?を使用した機能性表示食品の自主回収が影響して小林製薬<4967>がストップ安売り気配となった。 一方、エヌビディア上昇を材料にアドバンテスト<6857>が買われたほか、日本製鋼所<5631>、日本取引所グループ<8697>、フジクラ<5803>が上昇。このほか、内需関連のニトリHD<9843>が3日続伸で上場来高値を更新。日経平均採用以外の銘柄では、24年3月期最終利益と配当予想を上方修正した北海道電力<9509>が大幅高となった。 セクターでは、精密機器、パルプ・紙、不動産業、サービス業、ゴム製品などが下落した一方、陸運業、石油・石炭製品、水産・農林業、海運業、空運業などが上昇した。 25日午前、神田真人財務官は、為替市場で円安が進んでいることに関して「経済のファンダメンタルズに沿っておらず明らかに投機」との見解を示したほか、「(為替介入の)常に準備はできている」「行き過ぎた変動に対してはあらゆる手段を排除せずに適切な行動をとる」とも述べるなど、強い口先介入を実施した。為替の円安基調は一服となっている。後場の為替が1ドル150円台突入となれば、日経平均は下げ幅をじりじりと広げる可能性はある。 ■ドル・円は反落、米金利高も失速 22日午前の東京市場でドル・円は序盤の堅調地合いで151円42銭まで上昇後、151円05銭まで値を下げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れる場面もあったが、日本政府の円安けん制を受け円売りの抑制やドルの利益確定売りが強まった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ファンデリー<3137>、レントラックス<6045>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・カナダ・1月小売売上高:前月比-0.3%(予想:-0.4%、12月:+0.9%) 【要人発言】 ・神田財務官 「為替、緊張感をもって注視してきた。(現行は)違和感を持っている」 「大きな変動が見られ、ファンダメンタルズに沿っていない」 「日米金利差は明らかに縮小し、今後も縮小が期待される」 ・日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分) 「能登地震のマクロ経済への影響が大きくなければ正常化検討の判断可能」(1人) 「海外が利下げに向かえば日本の金融政策の自由度低下もありうる」(ある委員) <国内> ・14:00 1月景気動向指数・先行改定値(速報値:109.9) <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 19件
3137 東証グロース
349
4/26 15:00
+12(3.56%)
時価総額 2,254百万円
食品宅配会社。栄養士が作った健康食の宅配や健康食の通販、冷凍食宅配等のサービスに加え、カタログの広告枠販売、レシピサイトの運営を行う。今期3Q累計は健康食宅配が足踏みも、冷凍食宅配が堅調に推移した。 記:2024/04/09
3778 東証プライム
5,250
4/26 15:00
-100(-1.87%)
時価総額 197,510百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
4967 東証プライム
5,543
4/26 15:00
-37(-0.66%)
時価総額 454,803百万円
市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
5631 東証プライム
3,767
4/26 15:00
+12(0.32%)
時価総額 280,220百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
5803 東証プライム
2,700
4/26 15:00
+68.5(2.6%)
時価総額 798,830百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6045 東証グロース
472
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 3,765百万円
成果報酬型広告サービス事業が主力。検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業も展開。成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業は売上伸び悩む。24.3期3Qはその他事業が堅調。 記:2024/02/26
6,641
4/26 15:00
+125(1.92%)
時価総額 11,262,870百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6326 東証プライム
2,461.5
4/26 15:00
+30.5(1.25%)
時価総額 2,954,408百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6753 東証プライム
818.8
4/26 15:00
-1.2(-0.15%)
時価総額 532,553百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(0.88%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7733 東証プライム
2,174.5
4/26 15:00
-12.5(-0.57%)
時価総額 2,796,172百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7741 東証プライム
18,340
4/26 15:00
+35(0.19%)
時価総額 6,622,134百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8697 東証プライム
3,794
4/26 15:00
+8(0.21%)
時価総額 2,005,425百万円
金融取引所グループ会社。東京証券取引所や大阪取引所、東京商品取引所、証券保管振替機構等を傘下に持つ。取引所金融商品市場を開設、運営する。今期3Q累計は日本株市場の活況を追い風に、取引関係収益等が伸長した。 記:2024/03/01
8801 東証プライム
1,569.5
4/26 15:00
+55(3.63%)
時価総額 4,411,290百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8802 東証プライム
2,807.5
4/26 15:00
+49(1.78%)
時価総額 3,906,577百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
8830 東証プライム
5,391
4/26 15:00
+101(1.91%)
時価総額 2,566,580百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9509 東証プライム
1,091
4/26 15:00
-18(-1.62%)
時価総額 234,884百万円
北海道を管轄する電力会社。ガス小売も。原発停止で火力と他社受電が柱に。再エネ導入増に向け本州との送電線を強化へ。24.3期3Q累計は値上げや燃料安による収支好転が想定超。通期利益計画を上方修正。復配予定。 記:2024/02/07
9843 東証プライム
21,820
4/26 15:00
+225(1.04%)
時価総額 2,497,146百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09