マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 18:51:56
9,755,203
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~配当落ちを考慮するとしっかりの動き

2024/2/28 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~配当落ちを考慮するとしっかりの動き 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちを考慮するとしっかりの動き ・ドル・円は軟調、クロス円主導で ・値下り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちを考慮するとしっかりの動き 日経平均は4日ぶりに反落。前日比47.53円安(-0.12%)の39191.99円(出来高概算9億6000万株)で前場の取引を終えている。 27日の米国市場はまちまち。ダウ平均は96.82ドル安(-0.25%)の38972.41ドル、ナスダックは59.05ポイント高(+0.37%)の16035.30、S&P500は8.65ポイント高(+0.17%)の5078.18で取引を終了した。ソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、高値付近からの利益確定売りが続いたほか、2月消費者信頼感指数が予想外に悪化したため景気への楽観的見方が後退しダウは下落に転じ終日軟調に推移した。ハイテクは人工知能(AI)業界への期待が根強く押し目買いに底堅く推移、終盤にかけ上げ幅を拡大し、まちまちで終了。 米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始。2月及び8月決算企業の配当落ち(数十円ほど)などが影響して、日経平均は小安くスタートした後は、前日終値水準でのもみ合いとなった。ただ、25日移動平均線との乖離率は、27日時点で5.5%まで低下したことなどから短期的な過熱感は解消されつつあり、下値は限定的となった。 日経平均採用銘柄では、ネガティブな証券会社のレポートなどを材料にオムロン<6645>が売り優勢となったほか、続伸スタートした三菱重<7011>は利益確定売りに押され下げ幅をやや拡大した。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、三井不動産<8801>、日本電気<6701>、みずほフィナンシャルグループ<8411>がさえない。 一方、任天堂<7974>が「ポケモンカード」をテーマにした新たなスマホ向けアプリ「Pokemon Trading Card Game Pocket」をリリース予定と公開したことで、ディーエヌエー<2432>がストップ高。このほか、フジクラ<5803>、三菱地所<8802>、住友化学<4005>、コニカミノルタ<4902>が買われた。日経平均採用以外では、三井E&S<7003>が昨年来高値を連日で更新する強い動きが継続。 セクターでは、ゴム製品、海運業、銀行業、卸売業、輸送用機器などが下落した一方、電気・ガス業、パルプ・紙、サービス業、石油・石炭製品、水産・農林業などが上昇した。 27日のプライム市場の売買代金は4.99兆円と2月16日の6.72兆円をピークに徐々に減少している。一方、スタンダード市場やグロース市場に上場している中小型銘柄の物色は活発化しており、大型株から投資資金が流入しているもようだ。出遅れ循環物色の活発化は投資家のモメンタムが良好な証拠とも言えよう。スタンダード市場、グロース市場ともに売買代金は、1月比ではやや増加しているほどなので、まだ伸びしろはあると考える。日経平均やTOPIXの上値が重くなっている足元は中小型株の動向に注目したい。 ■ドル・円は軟調、クロス円主導で 28日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、150円53銭から150円37銭まで値を下げた。豪消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったほか、NZ準備銀行の今後の利上げ期待は後退。オセアニア通貨を中心にクロス円が弱含み、ドル・円を下押し。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円37銭から150円53銭、ユーロ・円は162円99銭から163円21銭、ユーロ・ドルは1.0837ドルから1.0845ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・フォーサイド<2330>、ディー・エヌ・エー<2432>など、11銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・1月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.6%、12月:+3.4%) 【要人発言】 ・清水日銀理事 「現時点で物価目標実現の十分な確度を持っていない」 「目標実現に十分な確度を見通せれば大規模緩和の見直しを検討」 ・NZ準備銀行(声明) 「インフレ率は今年7-9月期には目標範囲に戻ると予想」 「2025年後半には目標レンジ中間の2%に戻る見通し」 「市場予想より高い水準で金利を維持する必要となる可能性」 「会合では利上げを議論した」 <国内> ・14:00 12月景気動向指数・先行改定値(速報値:110.0) <海外> ・G20財務相・中銀総裁会議(ブラジル、29日まで) 《CS》
関連銘柄 16件
2330 東証スタンダード
252
4/26 15:00
+2(0.8%)
時価総額 9,497百万円
クレーンゲーム用景品の製販が柱。家賃保証や電子書籍配信サイトも。プライズ事業では人気キャラクターグッズ等の販売が堅調。不動産関連事業は増収。23.12期通期は黒字転換。24.12期は営業増益見通し。 記:2024/03/05
2432 東証プライム
1,596.5
4/26 15:00
+26(1.66%)
時価総額 207,882百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(0.6%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4902 東証プライム
519.3
4/26 15:00
+4.9(0.95%)
時価総額 261,033百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5803 東証プライム
2,700
4/26 15:00
+68.5(2.6%)
時価総額 798,830百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(0.84%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(1.81%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
2,539.5
4/26 15:00
+5.5(0.22%)
時価総額 4,968,349百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
7003 東証プライム
1,692
4/26 15:00
+132(8.46%)
時価総額 174,444百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(1.32%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7974 東証プライム
7,649
4/26 15:00
+243(3.28%)
時価総額 9,933,680百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
2,998
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 7,612,672百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
8801 東証プライム
1,569.5
4/26 15:00
+55(3.63%)
時価総額 4,411,290百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8802 東証プライム
2,807.5
4/26 15:00
+49(1.78%)
時価総額 3,906,577百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(-0.36%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(2.35%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10