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前場に注目すべき3つのポイント~海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい~

2024/2/26 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい ■キムラユニティ、24/3上方修正 営業利益 40億円←36億円 ■前場の注目材料:日東精工、インド市場深耕、現地企業買収で拠点 ■海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい 26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが62ドル高、ナスダックは44ポイント安だった。エヌビディアの好決算を受け生成AI利用の急拡大を背景とした同セクターへの成長期待に買いが継続して始まった。その後は利益確定の売りが次第に優勢となり、ナスダックは下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比350円高の39470円、円相場は1ドル150円40銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行する格好になりそうだ。エヌビディアは高値更新後に利食い優勢となったが、前日には16%超急伸していたこともあり、利食いが入りやすいところだったとみられる。ナスダックは下落となったものの、NYダウ、S&P500は堅調だったこともあり、TOPIX型の買いが入りやすいだろう。日経平均株価は先週の上昇で1989年の大納会で付けた高値を更新し、初の39000円台に乗せてきた。 1989年のバブルを経験してきた投資家においては、ダブルトップが警戒されやすいほか、足もとの上昇はインデックスに絡んだ商いによって押し上げられており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の影響が大きかった。中小型株への物色が限られるなど、物色対象がインデックスに限られているなか、利益確定の売りは入りやすい水準だろう。一方で、初の39000円台に乗せるなか、一段高への期待も高まっているだろう。買い遅れている海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。 物色としては、ハイテク株は利食いが入りやすいだろうが、押し目待ち狙いのスタンスとなろう。また、3月期末が次第に意識されてくることから、配当志向への物色が意識されやすく、バリュー株にシフトする流れも意識しておきたいところだろう。日経平均のボリンジャーバンドの+2σが38970円辺りで推移しており、39000円での底堅さがみられるようだと、ショートカバーを誘う流れが意識されそうだ。 ■キムラユニティ、24/3上方修正 営業利益 40億円←36億円 キムラユニティ<9368>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を36億円から40億円に上方修正した。第3四半期まで順調に推移したことに加え、第3四半期以降、北米子会社KIMURA,INC.における格納器具の受注拡大と生産性の向上、また、円安の追い風もあり、期首計画を上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39098.68、+836.52) ・NYダウは上昇(39131.53、+62.42) ・1ドル=150.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(39470、大阪比+350) ・VIX指数は低下(13.75、-0.79) ・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・中部電力<9502>グループのJERA、豪州ガス田の権益取得、ウッドサイドと売買契約 ・日東精工<5957>インド市場深耕、現地企業買収で拠点 ・近鉄GHD<9041>近鉄ベンチャーパートナーズ、アミカテラに出資 ・東京電力HD<9501>東電グループの25年度採用、100人増の950人 ・三井物産<8031>共創基金助成2件決定、社会課題の解決推進 ・住友商事<8053>環境・社会配慮事業向け資金調達の枠組み策定 ・豊田合成<7282>新工法、エアバッグ生地を染色しやすく、アップサイクル用途広がる ・横浜ゴム<5101>データ標準化団体に加盟、タイヤ個体識別管理 ・ユアサ商事<8074>脆性材の加工課題に解決策、専用スペース開設 ・ブルーイノベーション<5597>ロボで定期巡回点検、サービス本格提供開始 ・FDK<6955>ニッケル亜鉛電池月産3倍、試作設備増強 ・NTT<9432>6G協力拡大、韓・独社と実証で合意 ・JFEHD<5411>JFEスチール、洗堀防止にスラグ人工石、洋上風力向け ・東邦ガス<9533>MOFでCO2分離回収、消費電力8割削減 ・セーレン<3569>福井・二日市事業所にバイオマスボイラ新設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
3569 東証プライム
2,614
4/26 15:00
+5(0.19%)
時価総額 168,953百万円
資材メーカー。車輌資材やアパレル製品、素材、土木資材、化粧品、医療関連素材、エレクトロニクス等、多岐にわたる製品を提供する。自動車向けとスポーツ向けに強い。今期3Q累計は車輌資材とファッションが伸長した。 記:2024/04/11
5101 東証プライム
3,957
4/26 15:00
+30(0.76%)
時価総額 670,905百万円
タイヤ国内3位。ホース配管や工業資材等も手掛ける。欧州の農機・産業車両用タイヤメーカーを買収。タイヤ部門は堅調。新車用タイヤは国内、北米で販売好調。市販用タイヤも売上増。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
5411 東証プライム
2,336.5
4/26 15:00
+17.5(0.75%)
時価総額 1,435,634百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5597 東証グロース
1,299
4/26 15:00
+52(4.17%)
時価総額 4,974百万円
ドローンを活用した設備点検サービスや物流サービスを提供。ドローン遠隔制御技術に強み。パイロット育成も。24.12期は建設・公共インフラ業界向け点検サービスの拡大を想定。費用先行も赤字幅は大幅縮小の見込み。 記:2024/02/15
5957 東証プライム
607
4/26 15:00
+6(1%)
時価総額 24,271百万円
精密ねじ部品やねじ締め機、計測・検査装置を製造・販売。高性能検査選別装置「ミストルAI」を市場投入。制御事業は収益伸長。検査選別装置などは引き合い増。23.12期通期は増収。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/02/13
6955 東証スタンダード
739
4/26 15:00
+14(1.93%)
時価総額 25,522百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
7282 東証プライム
3,016
4/26 15:00
-110(-3.52%)
時価総額 392,294百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8031 東証プライム
7,519
4/26 15:00
+137(1.86%)
時価総額 11,973,759百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8074 東証プライム
5,650
4/26 15:00
+110(1.99%)
時価総額 130,831百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先は約6000社、販売先は約2万社。カーボンニュートラル関連の省エネ商材は需要増。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/13
4,096
4/26 15:00
-41(-0.99%)
時価総額 780,952百万円
大手私鉄グループ会社。私鉄の営業距離で国内最大。バスやタクシー、物流に加え、不動産賃貸、流通、ホテル等も。運輸部門は堅調。鉄軌道部門は定期、定期外ともに回復基調。24.3期3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/23
9368 東証スタンダード
1,740
4/26 15:00
-21(-1.19%)
時価総額 40,967百万円
物流サービス会社。大手自動車メーカーが主要取引先。物流センターを企画、運営する。また、台車や格納機器等の物流機器や付帯設備も提供する。今期3Q累計は3期連続の増収、増益。物流サービスの受注量が増加した。 記:2024/04/04
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(-0.71%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
981.2
4/26 15:00
+2.2(0.22%)
時価総額 1,576,806百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9502 東証プライム
1,954.5
4/26 15:00
-27(-1.36%)
時価総額 1,481,511百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9533 東証プライム
4,135
4/26 15:00
+320(8.39%)
時価総額 435,234百万円
都市ガス大手。日本四大都市ガスの一角を形成。愛知や岐阜、三重が営業エリア。ガス機器販売や設置工事、電気供給も事業領域。自動車関連を中心に工業用販売が高比率。原料関連の市況変動もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/30