マーケット
4/30 15:15
38,405.66
+470.90
38,386.09
+146.43
暗号資産
FISCO BTC Index
5/1 0:02:38
9,674,289
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい~

2024/2/14 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい ■アサヒ、23/12営業利益 12.9%増 2449億円、24/12予想 11.4%増 2730億円 ■前場の注目材料:富士フイルム、インドで移動型健診を今春開始、医療用コンテナ活用 ■売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい 14日の日本株市場は、ギャップスタートから売り優勢の相場展開になりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが524ドル安、ナスダックは286ポイント安だった。1月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど減速せず、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ期待が後退し、売り優勢の展開となった。米長期金利の大幅上昇に連れて売りが一段と加速し、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比445円安の37685円、円相場は1ドル150円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、マドを空けての下落になろう。ただし、前日の1000円を超える大幅高で一時節目の38000円を回復していたこともあり、反動安は想定されていた面はありそうだ。米国市場はCPIの結果を受けて急落となったが、最高値圏で推移していることから、利下げ期待が後退する局面においては、持ち高調整の売りが出やすいところでもある。そのため、売り先行では始まるものの、売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。 日経225先物はナイトセッションで高値を更新して始まり、ボリンジャーバンドの+3σに接近した後の下落によって、+2σ水準まで下げているため、過熱感はやや和らぐ格好である。直近4営業日で2000円超上昇したこともあり、出遅れている買い方にとっては押し目を狙いやすいところである。日経平均は、+2σが位置する37560円辺りでの底堅さがみられるようだと、押し目待ちの買いが意識されそうだ。また、米VIX指数が急伸したことから、売り仕掛け的な商いも入りやすいものの、下値の堅さがみられる局面においては、早めのショートカバーに向かわせそうである。 物色としては売り一巡後のハイテク株の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、円相場が1ドル150円台半ばで推移するなか、輸出関連への物色も意識されよう。そのほか、決算を手掛かりとしたところでは、アサヒ<2502>、eWeLL<5038>、パンパシHD<7532>、ファインデクス<3649>、グリコ<2206>、SECカーボン<5304>、ホシザキ<6465>、トライト<9164>、ビジョン<9416>、加藤製<6390>、イトーキ<7972>、AIinside<4488>などが注目される。 ■アサヒ、23/12営業利益 12.9%増 2449億円、24/12予想 11.4%増 2730億円 アサヒ<2502>が発表した2023年12月期業績は、売上収益が前期比10.3%増の2兆7690.91億円、営業利益は同12.9%増の2449.99億円だった。日本においてビール類の売上が増加した酒類事業を中心に各事業が増収となった。欧州においては、各国の主力ブランドやグローバルブランドの販売強化に加えて、価格改定の効果などにより、増収となった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(37963.97、+1066.55) ・1ドル=150.70-80円 ・米原油先物は上昇(77.87、+0.95) ・米国のインフレ沈静化観測 ・富士フイルム<4901>インドで移動型健診を今春開始、医療用コンテナ活用 ・トヨタ自<7203>グループのダイハツ、社長にトヨタ・井上雅宏氏、不正防止へ風土改革 ・北越コーポ<3865>大王製紙と、3領域で戦略的提携へ、OEM生産など検討 ・スター精密<7718>インドに工作機械販社、スイス型自動旋盤シェア拡大 ・住友ゴム<5110>タイヤの空気抵抗可視化、シミュレーション技術開発 ・楽天G<4755>楽天モバイル、家族割サービス、月額110円安く ・NEC<6701>ソフト検査を40%時短、ソースコード不要の新技術 ・セイコーエプソン<6724>長野にバイオマス発電所、26年度後半稼働 ・マイクロ波化学<9227>三井化学と、環境負荷低い炭素繊維製造技術の実証本格化 ・中部電力<9502>中部電力ミライズ、EV充電サービス参入、商業施設などに1.5万台 ・DOWA<5714>DOWAエレクトロニクス、高出力・高効率の近赤外LEDチップ開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・中国休場(春節、17日まで) 《ST》
関連銘柄 23件
2206 東証プライム
4,075
4/30 15:00
-24(-0.59%)
時価総額 279,011百万円
菓子メーカー大手。ポッキーなどの菓子事業、アイスクリーム事業、食品事業、健康事業等を手掛ける。健康・食品事業は売上堅調。アーモンド効果等が貢献。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/16
5,405
4/30 15:00
-60(-1.1%)
時価総額 2,740,351百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
3649 東証プライム
1,032
4/30 15:00
+20(1.98%)
時価総額 27,460百万円
医療機関向けデータ管理システムが柱。オフィス向け文書管理システムも。医療ビジネスは好調。画像ファイリングシステム「Claio」は導入数が順調増。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/23
3865 東証プライム
1,341
4/30 15:00
+11(0.83%)
時価総額 252,179百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
4488 東証グロース
6,200
4/30 15:00
+80(1.31%)
時価総額 24,788百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。OEM提供も。「DX Suite」利用ライセンスは増加。リカーリング型モデルは売上堅調。特別損失のはく落等により、24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/13
4755 東証プライム
763.5
4/30 15:00
+25.7(3.48%)
時価総額 1,573,581百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
3,377
4/30 15:00
+49(1.47%)
時価総額 4,200,573百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5038 東証グロース
1,378
4/30 15:00
+6(0.44%)
時価総額 20,586百万円
訪問介護事業所向け業務支援システムをクラウドで提供。事務管理代行サービスも。24.12期は契約件数増や契約単価上昇によるクラウド利用料の伸長を想定。事務管理代行も順調に伸びる見込み。最高業績・増配を計画。 記:2024/03/09
5110 東証プライム
1,913.5
4/30 15:00
+63(3.4%)
時価総額 503,333百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5304 東証スタンダード
2,555
4/30 15:00
+125(5.14%)
時価総額 52,873百万円
アルミニウム製錬用カソードブロックと人造黒鉛電極が柱。アルミニウム製錬用黒鉛電極でトップシェア。アルミニウム製錬用カソードブロックは売上伸長。販売数量増や販売価格の上昇が寄与。24.3期3Qは業績好調。 記:2024/02/25
5,917
4/30 15:00
+115(1.98%)
時価総額 366,789百万円
非鉄大手。非鉄精錬、金属加工、環境リサイクル、電子材料、熱処理が柱。金属の分別・回収技術に強み。世界トップクラスの高出力を有する近赤外LEDチップを開発。販売費や一般管理費の増加で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/23
6390 東証プライム
1,387
4/30 15:00
+34(2.51%)
時価総額 16,289百万円
大手建機・荷役機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、環境機械を製造、販売。日本は収益伸長。海外向け建設用クレーンは売上好調。海外向け油圧ショベル等も売上伸びる。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/05
6465 東証プライム
5,451
4/30 15:00
+46(0.85%)
時価総額 789,654百万円
業務用厨房機器メーカー。全自動製氷機や冷凍冷蔵庫、食器洗浄機に強み。M&Aを活用して海外拡大。24.12期は今年3月連結化のトルコ社の貢献を想定。国内で値上げ効果も出る見通し。営業外の為替差益は見込まず。 記:2024/04/08
6701 東証プライム
11,500
4/30 15:00
+555(5.07%)
時価総額 3,137,775百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6724 東証プライム
2,604
4/30 15:00
-133(-4.86%)
時価総額 1,040,650百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
3,638
4/30 15:00
+128(3.65%)
時価総額 59,353,923百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
3,726
4/30 15:00
-5(-0.13%)
時価総額 2,363,782百万円
大手ディスカウントストア。「ドン・キホーテ」を中心に、総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」を運営。MEGAドン・キホーテUNYへの転換を推進。免税売上に注力。国内と北米の好調で、中間期は大幅営業増益。 記:2024/03/24
7718 東証プライム
1,875
4/30 15:00
+37(2.01%)
時価総額 79,622百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。24.12期は海外の回復遅れを想定。総還元性向5割以上目安。今夏にインドに販社を設立へ。25年11月稼働を目指して静岡県に新工場を建設へ。 記:2024/03/11
7972 東証プライム
1,887
4/30 15:00
+62(3.4%)
時価総額 100,734百万円
オフィス家具メーカー。物流設備や研究施設機器なども。収益は上期偏重傾向。24.12期はオフィス改装需要を追い風に連続最高業績を計画。新中計では26.12期に営業益140億円を目指す。配当性向は40%目標。 記:2024/03/10
9164 東証グロース
620
4/30 15:00
-3(-0.48%)
時価総額 62,000百万円
医療福祉業界向け人材紹介・人材派遣サービス、介護施設向けICTサービス等を手掛ける。建設業界向け人材紹介等も。医療福祉紹介事業は売上堅調。営業社員1人当たり売上が改善。23.12期3Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
9227 東証グロース
999
4/30 15:00
+5(0.5%)
時価総額 15,184百万円
電子レンジにも使われるマイクロ波を活用した独自の製造技術を化学業界に提供。24.3期上期は足踏み。ただ共同開発の完了時期が下期に集中予定。契約済ベースの進捗率も良好。二桁最終増益を見込む通期計画は変えず。 記:2024/01/17
9416 東証プライム
1,159
4/30 15:00
+22(1.93%)
時価総額 58,364百万円
海外用WiFiルーターレンタルサービスを展開。世界200以上の国と地域で利用可能な定額制Wi-Fiルーターを手掛ける。インバウンド需要の改善等でグローバルWiFi事業は好調。23.12期通期は大幅増益。 記:2024/04/14
9502 東証プライム
2,025
4/30 15:00
+70.5(3.61%)
時価総額 1,534,950百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07