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個人投資家・有限亭玉介:新NISAの成長投資枠ならばやっぱり今年もバリュー株に思惑あり【FISCOソーシャルレポーター】

2024/1/27 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:新NISAの成長投資枠ならばやっぱり今年もバリュー株に思惑あり【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年1月22日8時に執筆 2024年は日本株が新たなステージへ向かうのか…日経平均株価を見ると、その期待が高まっておりますな。単に景気や地合いが良いだけでなく、今年から始まった新NISAの影響もあるでしょうねぇ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 ついに新NISAが今年から始まりましたな。旧NISAに関しては年間投資額が120万円までで、上限40万円のつみたてNISAとの併用は不可でした。正直なところ、トレードを本格的にやっている個人投資家からすると、物足りなさはありましたねぇ。 それが新NISAからは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という名前に変わり、それぞれの投資枠が併用可能で240万円と120万円にまで拡大されております。さらに非課税保有期間が無期限となり、1800万円(その内、成長投資枠は上限1200万円)まで保有出来るとの事ですから、マーケットへの参加者と共にじわじわと投機マネーが流入してくるでしょうな。 日本市場は外国人投資家の比率が高いと言われてきましたが、新NISAをキッカケに日本の若者から高齢者まで資産運用を始める人も増えるでしょう。そうなると、知名度の高いトヨタ自動車<7203>やソフトバンクG<9434>、日本郵政<6178>など有名大型株が幅広く買われるかもしれませんねぇ。 また、PBR1倍割れ解消推進ETF<2080>も堅調との事で、ひっそりと好パフォーマンスを発揮していた小型バリュー株への資金流入もチェックしておきたいです。しっかりと利益が出ている低PBRの小型株であれば、総還元性向を高める為に増配を発表して動意するというパターンも狙えそうですな。 例えばタンタルコンデンサや回路保護素子を手掛ける松尾電機<6969>は、1月16日に中期経営計画を発表すると急動意しましたな。それまでの下落基調が嘘のように25日線・75日線を一気に上抜いてきております。「新中期経営計画期間中に株主への復配を目指す」との記載もあり、有言実行なるか注視したいですな。 神奈川で物流事業を展開する東部ネットワーク<9036>は、物流2024年問題で思惑があります。PBRも0.36倍(1月19日時点)とかなり低水準で緩やかな上昇トレンドを形成しておりましたが、年始から動意し、保ち合いから一気に上放れてきましたねぇ。 こちらも低PBR銘柄である富士石油<5017>です。昨年9月に付けた高値387円を直近で上抜いてきましたねぇ。11月10日の決算発表では上方修正しており、2月9日の決算がどうなるか監視を強めております。 昨年12月19日に上方修正と増配を発表したDMG森精機<6141>は、円安もあり業績好調な模様です。23年12月期の最終利益は過去最高益の見通しで、直近のチャート(日足)も切り上げておりますな。2月5日の決算発表で、24年12月期の業績予想がどうなるか注視したいです。 プラント中堅の高田工業所<1966>は、以前もご紹介しましたが、半導体関連でも思惑がある銘柄として継続して注目中です。PER・PBRともに割安で、国内EPC分野における日揮HD<1963>との協業も好材料となりました。2月6日の決算発表でチャートに変化があるかチェック中です。 最後は平面研削盤の国内トップメーカーである岡本工作機械製作所<6125>です。同社の業績も24年3月期は過去最高となる予想ですな。ここ数年は増配の傾向も見られますので、2月9日の決算発表も注視しております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 10件
1963 東証プライム
1,500
4/26 15:00
+7(0.47%)
時価総額 389,115百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
1966 東証スタンダード
1,719
4/26 15:00
+21(1.24%)
時価総額 12,413百万円
プラント工事中堅。製鉄・化学プラントの建設などを手掛け、ニッケル系合金やチタン、ジルコニウムなどの特殊溶接技術に定評。業務効率化によるコストダウンや生産性向上策が奏功し、24.3期3Q累計は各利益急伸。 記:2024/02/06
5017 東証プライム
470
4/26 15:00
+10(2.17%)
時価総額 36,746百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。24.3期上期は袖ケ浦製油所で小規模定修を実施。だが在庫影響や利幅悪化が想定よりも小幅に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/17
6125 東証スタンダード
5,900
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 27,836百万円
研削盤に強みを持つ総合砥粒加工機メーカー。平面研削盤は国内シェア約4割。半導体関連装置のファイナルポリッシャーでも世界的。ロボット向け歯車も展開。大型平面研削盤の販売好調で、24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
6141 東証プライム
4,167
4/26 15:00
+17(0.41%)
時価総額 524,850百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6178 東証プライム
1,487
4/26 15:00
-3(-0.2%)
時価総額 5,602,823百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6969 東証スタンダード
520
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 1,669百万円
電子部品メーカー。タンタルコンデンサやフイルムコンデンサ、回路保護素子などを製造販売。ESGの取組みを推進。京都府が地球温暖化対策条例に基づく優良事業者として表彰。タンタルコンデンサ停滞し3Q累計は一服。 記:2024/02/23
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
9036 東証スタンダード
997
4/26 14:53
-3(-0.3%)
時価総額 5,732百万円
運送会社。横浜市を地盤に、飲料や石油、セメント、化成品等のトラック輸送を行う。3PLや自動車整備、不動産賃貸も行う。今期3Q累計は3PLや産業用ガス運送が堅調に推移した一方、人件費等のコストが増加した。 記:2024/04/03
9434 東証プライム
1,878.5
4/26 15:00
+29(1.57%)
時価総額 8,992,652百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04