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前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引~

2024/1/19 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引 ■丸三証、3Q業績予想 営業利益 21.04億円 ■前場の注目材料:モンスターラボ、PwCと提携、アジャイル型コンサルでクラウド変革支援 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引 19日の日本株市場は、ハイテク主導での買い優勢の展開が意識されそうだ。18日の米国市場は、NYダウが201ドル高、ナスダックは200ポイント高だった。新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇し、売りが先行した。ただし、台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが強まり、プラスに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の36070円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではTSMCが急伸するなか、エヌビディアなどの半導体株に買いが広がってい た。日経225先物はナイトセッションでリバウンド基調が強まり、節目の36000円を回復している。同水準でこう着感が強まる可能性はあるものの、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引する可能性が高く、インデックスに絡んだ商いが意識されやすいだろう。 昨日の日経平均は一時35700円を回復する場面も見られたが、その後は概ね前日終値を挟んでのこう着だった。週末要因から買い一巡後はこう着感が強まる可能性がありそうだが、直近の調整でボリンジャーバンドの+2σを下回っており、過熱感は和らいできている。ハイテク株の強気基調が継続するようだと、押し目待ち狙いの買いが意識されやすいと考えられる。 なお、日中は中国に上場する日本のETFの動向を睨みながらの展開になりそうだ。日本株についてHSBCとソシエテ・ジェネラルのストラテジストらは、上昇は行き過ぎで投資家は利益を確定し始めるべきだとの見解を示している。ただし、中国では連日で売買を一時停止するなど過熱しており、中国マネーの流入観測が先高観につながろう。 ■丸三証、3Q業績予想 営業利益 21.04億円 丸三証<8613>は3月期第3四半期決算速報値を発表。売上高にあたる営業収益は前年同期比17.6%増の132.50億円、営業利益は同691.0%増の21.04億円。株式委託手数料が増加したことにより前年同期比増収となった。1月30日に正式発表の予定。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37468.61、+201.94) ・ナスダック総合指数は上昇(15055.65、+200.03) ・1ドル=148.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(36070、大阪比+480) ・SOX指数は上昇(4206.52、+136.57) ・VIX指数は低下(14.13、-0.66) ・米原油先物は上昇(73.95、+1.47) ・米国のインフレ沈静化観測 ・モンスターラボ<5255>PwCと提携、アジャイル型コンサルでクラウド変革支援 ・日本特殊陶業<5334>仏エンジン点火プラグ工場を閉鎖、ロシア向け停止影響 ・オリックス<8591>東芝出資のIRR目標20%に、井上社長「5年再上場はめど」 ・第一生命HD<8750>初任給16%引き上げ32万円、優秀な人材確保 ・トヨタ自<7203>2月上旬までにガバナンス説明会設定 ・サンケン電気<6707>子会社の石川サンケン、来月上旬再開へ ・三井物産<8031>空調省エネ支援で攻勢、工場向け開拓 ・デンソー<6902>V2H充放電器の新モデル、3月に受注開始 ・住友理工<5191>社長・清水和志氏、電池の熱マネジで差別化 ・エンシュウ<6218>EV部品加工深耕、独製MC国内投入 ・ブラザー工業<6448>中国・南京にテクノセンター、サービス強化 ・川崎重<7012>社長・橋本康彦氏、水素社会構築へ連携加速 ・千代化建<6366>AGCからバイオ医薬品原薬製造設備のEPC受注 ・セイコーエプソン<6724>社長・小川恭範氏、インクジェット拡販注力 ・NEC<6701>5自治体で路車協調システム実証、ローカル5G活用 ・大成建設<1801>コンクリ骨材粒度把握システム開発、即時に分布算出 ・三菱マテリアル<5711>社長・小野直樹氏、資源循環の重要性増す ・INPEX<1605>ノルウェーで5鉱区落札、油ガス探鉱 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+2.3%、11月:+2.5%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(1.26%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1801 東証プライム
6,771
11/22 15:30
-104(-1.51%)
時価総額 1,240,217百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
5191 東証プライム
1,628
11/22 15:30
+3(0.18%)
時価総額 169,382百万円
防振ゴムやホース等の自動車用部品が主力。住友電工傘下。自動車用防振ゴムは世界トップシェア。自動車用ホースは国内トップシェア。26.3期売上高6200億円目標。自動車用品は新商品開発の加速などに取り組む。 記:2024/06/03
121
11/22 15:30
-4(-3.2%)
時価総額 4,154百万円
企業・自治体向けDX支援等を行うデジタルコンサルティング事業が主力。RPAツールの開発・販売、店舗向けBGMサービスの運営等も。PwCコンサルティングと業務提携。EMEAでは長期大型案件の獲得に注力。 記:2024/08/10
5334 東証プライム
4,823
11/22 15:30
-34(-0.7%)
時価総額 960,973百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
5711 東証プライム
2,449.5
11/22 15:30
+33(1.37%)
時価総額 322,085百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6218 東証スタンダード
590
11/22 15:30
+3(0.51%)
時価総額 3,748百万円
1920年設立の工作機械メーカー。マシニングセンタ、システムライン、半導体レーザー加工機等を手掛ける。ヤマハ発動機などが主要取引先。工作機械事業の新市場への拡販、部品加工事業の拡大・強化などに注力。 記:2024/08/09
6366 東証スタンダード
342
11/22 15:30
+19(5.88%)
時価総額 89,031百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6448 東証プライム
2,752
11/22 15:30
+60(2.23%)
時価総額 709,345百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(-0.04%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6707 東証プライム
5,660
11/22 15:30
-85(-1.48%)
時価総額 142,055百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
6724 東証プライム
2,709
11/22 15:30
+59(2.23%)
時価総額 1,043,025百万円
インクジェットプリンター大手。1942年設立。POSシステム関連製品、ラベルプリンター、液晶プロジェクター、産業用ロボット等も。オフィスプリンティング、商業・産業プリンティングなどを成長領域に位置付け。 記:2024/10/14
6902 東証プライム
2,267.5
11/22 15:30
-19(-0.83%)
時価総額 7,146,661百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(0.85%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(1.07%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(-0.33%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
8613 東証プライム
981
11/22 15:30
-4(-0.41%)
時価総額 66,117百万円
独立系の中堅証券会社。1910年創業。地域密着の対面営業に強み。日本株と投信販売に集中。配当性向50%以上目安。株式投資信託残高は1兆円突破。ファンドラップ事業、引受主幹事案件の獲得拡大などに注力。 記:2024/06/17
3,799
11/22 15:30
+20(0.53%)
時価総額 3,918,095百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30