マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/23 16:32:47
9,127,705
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~為替の円高推移が嫌気されるも底堅い展開に

2023/12/28 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~為替の円高推移が嫌気されるも底堅い展開に 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、為替の円高推移が嫌気されるも底堅い展開に ・ドル・円は下げ渋り、141円前半を維持 ・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は反落、為替の円高推移が嫌気されるも底堅い展開に 日経平均は反落。前日比177.30円安(-0.53%)の33503.94円(出来高概算5億3700万株)で前場の取引を終えている。 27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は111.19ドル高(+0.30%)の37656.52ドル、S&P500は6.83ポイント高(+0.14%)の4781.58ポイント、ナスダックは24.60ポイント高(+0.16%)の15099.18で取引を終了した。高値警戒感で寄り付き後はまちまちとなったが、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを織り込み、長期金利が大幅に低下すると買いが先行した。金利先安観にハイテクも買われ、終日、底堅く推移。5年債入札が強い結果となると、金利が一段と低下し再び買いの勢いが強まった。米国株は上昇したものの、為替市場で1ドル141円前半と前日の大引け時点より1円ほど円高ドル安が進行していることを受けて、日経平均は反落スタート。寄り付き後は、大納会前日ということも影響して積極的な売買は手控えられたことから一段安は回避されている。 日経平均採用銘柄では、海運大手マースクが数十隻のコンテナ船について、紅海経由の運航を数日後から再開すると明らかにしたことで、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>が大幅安となっているほか、権利落ちが影響してキヤノン<7751>、JT<2914>も売られた。一方、DIC<4631>が、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが同社を6.90%保有していると判明したことから買い優勢となったほか、日本製鉄<5401>、スズキ<7269>も上昇した。 セクターでは、海運業、鉱業、ゴム製品、食料品、不動産業などが下落した一方、鉄鋼、保険業、非鉄金属、その他金融業、金属製品などが上昇した。 後場はドル・円をにらんだ展開となろう。米長期金利低下に伴う日米金利差縮小が円高ドル安の背景にあることから、欧州投資家が参加してくる午後、ドル・円が一段と円高に振れる可能性がある。一方、12月決算企業などの権利落ち分(約50円)を考慮すると、円高進行の割に輸出関連銘柄を中心に底堅い動きも見られる。為替次第という前提とはなるが、後場の日経平均は下げ幅を徐々に縮小する可能性もあろう。 ■ドル・円は下げ渋り、141円前半を維持 28日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。米10年債利回りの低下でドル売りが先行。また、日経平均株価の下げ幅拡大で円買いに振れ、朝方に141円66銭から141円18銭まで値を下げた。ただ、ドル売りと円買いは徐々に後退し、141円前半を維持。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は141円18銭から141円66銭、ユーロ・円は156円86銭から157円46銭、ユーロ・ドルは1.1103ドルから1.1122ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・Welby<4438>、ジェイック<7073>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月鉱工業生産速報値:前月比-0.9%(予想:-1.6%、10月:+1.3%) 【要人発言】 ・習近平中国国家主席 「中国式現代化の全面推進による強国建設と民族の復興が中国と党の中心的任務」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 12件
2914 東証プライム
4,094
9/20 15:00
+1(0.02%)
時価総額 8,188,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4438 東証グロース
419
9/20 15:00
+4(0.96%)
時価総額 3,282百万円
予防・治療領域に特化したパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)プラットフォームサービスを手掛ける。中部電力と資本業務提携。新規PHRサービスの企画開発等の売上を計上。売上パイプライン拡充の取り組みを継続。 記:2024/06/28
4631 東証プライム
3,117
9/20 15:00
+48(1.56%)
時価総額 296,604百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
5401 東証プライム
3,186
9/20 15:00
+56(1.79%)
時価総額 3,027,723百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(1.27%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7073 東証グロース
2,187
9/20 15:00
-243(-10%)
時価総額 2,023百万円
教育融合型の人材紹介サービス「就職カレッジ」を手掛けるカレッジ事業、「新卒カレッジ」などの新卒事業が柱。教育研修事業も展開。配当性向は25~35%程度目安。新卒支援事業では支援大学数が順調に増加。 記:2024/06/09
7269 東証プライム
1,591.5
9/20 15:00
+13.5(0.86%)
時価総額 3,126,639百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7751 東証プライム
4,729
9/20 15:00
-11(-0.23%)
時価総額 6,307,365百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
9101 東証プライム
5,058
9/20 15:00
-27(-0.53%)
時価総額 2,580,415百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
5,000
9/20 15:00
-28(-0.56%)
時価総額 1,810,055百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
2,135
9/20 15:00
-2(-0.09%)
時価総額 1,525,944百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(4.16%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10